1998年度ベスト

 

 

映画

『フルモンティ(THE FULL MONTY)』 監督:ピーター・カッタネオ 脚本:サイモン・ボーフォイ 出演:ロバート・カーライル

 近頃のアメリカのんは大向こう受け狙いなのばっかりでウンザリ。UK(英国)が私にとってブーム。

『A』 製作:安岡卓治 監督:森達也 撮影:森達也、安岡卓治 編集:森達也、安岡卓治 編集助手:吉田啓

日本映画で久しぶりに映画館まで足を運ぶ気にさせてくれたし、しかもよかった。今の日本でいいのはノン・フィクション。映画館は西九条のシネ・ヌーヴォで、ほんの短期間だけの上映やったわね。私、雑誌オタクで大量にチェックしていて、『Lマガジン』って情報誌とかをこまめにチェックしているから行けたけど、そうしないと、こういう拾い物には出会えないわね。ほとんどの普通の方々は、アッという間に上映終わってて観られなかったでしょうね。

『ブギーナイツ(BOOGIE NIGHTS)』 監督・脚本:ポール・トーマス・アンダーソン 出演:マーク・ウオールバーグ

 前評判によると、かなり面白そうだと判断し、友達とやってる同人誌の、メンバーの一人が「1998年度ベスト」ってアンケイトを企画したけど、彼女の都合で締切が11月半ばまでということになり、なんとか都合をつけて初日に観ました。もう、ものすごい観客の数! すっごい良かったです。UK映画にお株を奪われるかと思ってたけど、アメリカ映画界はしぶとい!

ヴェヴェット・ゴルドマイン(VELVET GOLDMINE)』
監督・脚本:トッド・ヘインズ 
出演:Jonathan Rhys Meyers(ジョナサンはおうてるけど、以下の名前が・・・ とりあえず私はリース・マイアズにしておく) Ewan McGregor(名はユアン、性はマクレガーやったり、マグレガーやったり。とりあえず私はマグレガ)、Christian Bale(クリスチャン・ベイル) 

 これって、対日本のオコゲ戦略兵器?って驚いたほど、日本のオコゲ好み。私もメロメロ(赤面)。肝心の主役たち(JRM、EM)がボテって太ってて、モデルとなったミュージシャンたち(デヴィッド・ボウイ、イギー・ポップ)よりも見劣りがするんは、も、大目に見てあげよう。

 12月末頃に観に行ったのね。だから同人誌の「1998年度ベスト」には投稿できなくって残念やったわね。

 

 

 

 

 

音楽

1998年度は全然CDを買わなかったの。日本でも海外でも、私の耳に届くのは大向こう受け狙いなのばっかりでうんざり。もちろん、足と金を使って探せばいいのがいっぱいあるのでしょうけどね。

 

伊田広行『シングル単位の恋愛・家族論』

 それから芋づる式に『シングル単位の社会論』『21世紀労働論』などなど。女の書くフェミニズム本ってクズばっかりで、いいのは男の書いたものっていうのがつらい問題やけど。でもいつか英訳して、ホウムペイジで海外に紹介したいな。

 

副島隆彦(そえじまたかひこ)『アメリカの秘密』

政治という視点でアメリカ映画を読みとっているの。ウゲ〜なんて顔をそむけないでね。今までモヤモヤしていたのがスッキリするから。

 

 

他に

・念願のコンピュータを購入したぞ!

・雑誌を見て、試しにカイロプラクティック行ったら、長年つらかった体の不調が見事スッキリ。こら貴之花洗脳されるわ、思った。たまたま私を担当してくださった方がいい方だったんでよかったけど。
 私、肩と腕のコリがひどいんやけど、私には、鍼灸とか足ツボマッサージとかクイック・マッサージってきかん! 先生によると、特に腰がひどいって。首もひどいって。ドッシン、バッタンってやって、首はプシューン!プシューンってピストルみたいなので押して。スッキリ。

 


 元々は、仲間とやってる芸能記事専門の翻訳の同人誌で、マユミさんが「1998年のベスト」って企画をだして、でも締切が1998年の11月半ば! で12月発行のに載せるって。
 私、彼女に電話で「そんな中途半端な・・・。締切は来年の初めぐらいにしたら〜。で、1999年2月発行のに載せると」って言ったら、
 彼女「バベルの翻訳コンテストの1月の末が締切なので困るんです」やて。しゃ〜ないなあ。

 それまで1年を振り返ってキチンと記録をとるなんてしてなかったから、彼女のおかげで、こういう楽しみができたわね。ありがとう。

 

 それまで同人誌の発行が隔月発行やったのを、

 2000年度から、以下の予定にした。

4月 これは絶対!
(6月)  
8月 これは絶対!
(10月)  
12月 これは絶対!

 さあ、来年からどうなるでしょ〜。