1999年 レンタル・ヴィデオ

 

『アタック・オブ・ザ・キラートマト 完璧版』(アメリカ)1995年 監督:ジョン・デ=ベロ 脚本:ジョン・デ=ベロ、コスタ・ディロン   「ズキズキどんぶり」主催の第一寿はるかの紹介で興味をもって。

 私がレンタル屋に行ったとき、これしかなかったので。78年製作「アタック・オブ・ザ・キラートマト」を、「ジョン・デ・ベロ監督がプロローグなど約三分の映像を追加し、事もあろうに“完璧版”として再編集したディレクターズ・カット版」だって。
 あらかじめ彼女の説明を読んでいたけど、それでも面白かった。ティム・バートン監督『マーズ・アタック』はこれの影響を受けたのは間違い無いけど私にはイマイチで、『トマト』のほうが狂気とイノセントな無邪気さとが感じられた。

『恐怖の外人球団』(韓国)1986年 監督:イ・チャンホ 原作漫画:季賢世 脚本:池相學  これも↑「ズキズキどんぶり」。あらかじめ彼女の説明を読んでいたけど、それでも実際観たらブッとんだ! ものすごい馬鹿映画! ほんま、ここまで馬鹿やと逆にスゴイ思うわ。
『紳士泥棒 大ゴウルデン大作戦(After The Fox)』(イタリア/アメリカ合作) 監督:ヴィットリオ・デ=シーカ 脚本:ニール・サイモン、チェザーレ・ザヴァッティーニ 音楽:バート・バカラック 出演:ピーター・セラーズ、ヴィクター・マチュア タイトル・ソングはホリーズとピーター・セラーズで、すごくいい。  ↑サントラCDの復刻から、又レンタル・ヴィデオをチェックするようになったのね。

 私、子供の頃、TVで放映されたのを観て、すごい楽しんだの覚えあるよ。それと映画オタクになって、イタリア映画界で「現代における愛の不毛を撮る」とかで崇め奉られていたミケランジェロ・アントニオーニ監督の作品もチェックするようになってから(ハッキリ言って私の好みではない)、「そういや昔観た映画でインチキ監督のギャグがあったけど、これがパロディの元ネタなのね〜・・・」って思い出した。

 それと、1999年にヴィクター・マチュアって俳優の死亡記事が新聞で伝えられていたので、どんなのに出ていたのかを『全洋画ONLINE』でチェックしてみたら、かなり素晴らしい映画暦で、しかも晩年この映画で、いい年をして若作りの二枚目馬鹿俳優の役を演じていたのを知った。

『新・黄金の七人 7X7』(イタリア)1968年 製作:マリコ・ヴィカリオ 監督:ミケーレ・ルーポ 脚本:セルジオ・ルフィーニ 音楽:アルマンド・トロヴァヨーリ   これもトロヴァヨーリの復刻CDから。

 私、レンタル屋で、『黄金の7人』シリーズのヴィデオも借りまくったわ。子供の頃、TVの洋画で、スキャットが流れたら、兄が「これ、しゃれてるやろ」ってうれしそうに言ってたのだ。そのまま忘れていたけど、渋谷系の方々のおかげで思い出したわ。ありがとう。