2004年
ベスト & ワースト





フランス語猛勉強!
2004年1月〜3月末までのNHK TV フランス語講座
長いこと鬱状態だった。だけど頭のある部分のうちの、語学点にネジを突き刺してギリギリ巻いて、今ネジが回り出した。ネジが回っているうちに動かさないとワシャ止まるんじゃ〜だから必死でCD付教材で独学した。そしてNHKの語学講座なんて今まで全然見なかったのが、今年の1月に入ってから予約録画してチェックした。

 仏文卒の女がアナウンサーなってお偉いさんに気に入られて出世の花道みたいなのとか、ブランド女とか、「オヤジと女」社会のが出てくるだろうと思っていた。いくらなんでも女性好みのはないでしょう。語学教材だと、2冊だけ、日本人女性がフランス人男性と恋愛して結婚したいっていう気持ちにアピールしたドラマ仕立ての作りのはあったけどさあ。まだまだTV業界でこんなのはありえないでしょ。日本人男性の反感買うだろうし。女でも、私、後藤久美子とか中村エリコみたいなの見たくないしね。私の想像するのは、この2種類ぐらいだった。

 ところが私の想像の範囲を超えた不思議な世界が進行していたのね! 誰が企画したのでしょうね?
 私の女の部分を逆撫でしないのだらけ。オタクでヤオイで。なぜ? 私は、こういう風なのがうれしいけど。企画段階で、誰が企画してプッシュしたのでしょうね。

 出てくる先生オカマさん? くさい喋り方も、NHKの先生っていうよりは、オタク? オウム?
 大学教授のクニエダ先生とモデルのリヒト君が二人だけでソファに並んで座ってフランス語の手ほどきをする。このコーナーが不思議。若いリヒトが「いいじゃん先生教えてよ!」ってタメ口をきいて肩をポンッて、普通の日本人の年配男性なら怒り狂うのに平然と進行。これだけで普通じゃないなあ。
細かい謎なギャグがチラホラ。
リヒト「先生、彼はどうなるの? 彼は?」
先生「エッ?」
リヒトは「『Il』が『彼』にならないの? 『非人称代名詞』になる? 不思議」って。「先生、動揺している?」って。これって、先生がオカマさんってことを狙ったギャグかなあ?
リヒト「僕の彼女への思いが成就しますように」ってフランス語で言った。先生「彼女って・・・」って暗くなって終わり。これヤオイ?

CDブックだけで独学の私からしたら、クニエダ先生の説明はすごい養分となって染み渡っていますよ。あの教育者の説明臭い話し方も、先生だと神経に障らないし。このコーナー楽しみで毎回見ていますよ。次期もぜひ。

前回、リヒトとフランス人男性の二人で料理。いいねえ。うれしい。大好き。なぜ私みたいなのを狙ってるの? それともオタクゲイか?

 

最終回、リヒトと春名の卒業式みたいで少し泣けた。

 

それと、リヒトが「先生いつまでも僕の先生だよ」って、国枝先生をお姫様抱っこして連れ去り、画面にはハートマーク! そこまでやっていいのか? 

 

4月からのは、日本人が国枝先生だけで、あとは全員フランス人で容姿もいいんだけど。なぜかリヒトのほうがよかったなあ・・・・
ドラマ仕立てなんだけど。あまりのれない。
 ところが意外な登場人物!  10いくつかの髪の長い子役!
 髪が長く、最初はファニー・フェイスの女の子だと思っていたら、実は男の子。
 一軒家に数名でルーム・シェアで共同生活をしていて、さらに新しく入ってきた男性が、髪の長い子を見て「男の子? 女の子?」って質問をして、その子怒って出て行ってします。女性が「あの子に女の子みたいっていうのは禁句なのよ」って。

 例の髪の長い男の子の父親役が国枝先生で、母親はいないって設定。ベッドで寝ている髪の長い男の子にパジャマの国枝先生がお話をするって設定。

 ゲイ・テイストなのか、私みたいなオコゲを狙っているのか?
 NHKフランス語講座の企画者、謎だ。

 でもロリコンの私でさえ、その男の子と国枝先生の設定はイマイチのれないなあ。
 『鉄腕ダッシュ』のシゲコ(TOKIOリーダー城島茂が庶民的なおばさんの格好で母親役)、男の子二人はなぜかツボなんだけど。
 ロリコンのツボは難しいのだ。
 
 リヒトのほうが好みだった。彼、モデルのくせに、どっかダメ可愛いとこあったから。



フランスの映画を観た




副島隆彦から目が離せない!

副島隆彦がサイトで、2003年末に東京で「属国日本史 幕末編」という講演会を開催するという告知を掲載した。私は観にいきたくってしょうがなかったけど、行けなかった。ただ2004年3月30日(火)18〜21時に関西で初の講演会を開催するって。楽しみにしていた。
当日は雨で、本町駅から東にかなり歩いたところにある会場で6時〜9時過ぎまで。食事をするきっかけもなしにそのまま早めに会場に到着した。客層は地味な会社員風の男性が大勢いた。女性も中高年ばっかり。でも普通の社会人の30過ぎの男性のほとんどが、こんな平日の6時からの講演会なんて来たくても来れないのばっかりでしょうけどね。
私は一番後ろの席で、なんとすぐ後ろには複数のスタッフとともに副島隆彦がいた。そして時間になったので、彼はそのまま一番前の講演台まで歩いていった。
彼の講演での話芸は悪くなかった。客をつかむ勢いがあった。
第1部が、経済に関するもので、私には苦痛で苦痛で。彼の理論「ますます景気は悪くなる」の解説。こんな話、私には豚に真珠です。

少しの休憩。なんか食べたいけど、買えなかったしね。

そして第二部の最後のほうになって、駆け足で述べたやつが、私の聞きたい系統の話なのね。

★ 幕末の革命の志士たちの英雄伝なんて虚構で、実は英国の権力者の後ろ盾を得たのが江戸幕府を倒し明治の権力者となれて英国の手先となったとか。「尊王攘夷」なんていってたのは建前でその後に英国の権力者の手先となったのが権力のおこぼれをいただき、当時の本物の尊王攘夷の将軍や天皇は毒殺された。こういうのを文章で発表するよりは、漫画家と組んで劇画化したやつのほうが戦略として強いからそうして、夏ごろ発売するとか。楽しみ。

★ 過去のアメリカの人類月面着陸報道は、アメリカの権力者たちによるとてつもない規模のヤラセだ。

最後に会場の客が質問。「お役所仕事の会場だから、時間どおりに終えないといけない」とかいうことで、ほんの10分ほどだった。
何名かが質問。
私の興味をもてたのが、ある中年男性の質問「鶏インフルエンザについて。エイズは米軍の細菌兵器だという説をそちらのHPでおっしゃってましたが。鶏インフルエンザもあやしいですか?」
副島「エイズは米軍の細菌兵器に間違いない。鶏インフルエンザんついては未だ判断保留。でも鶏インフルエンザに関するニュースでは、あやしいことだらけで、そのまま信じるわけにはいかない」
私の聞きたい傾向のがなぜか駆け足で終わってしまって。

その後、雨の寒い中、そのまま大急ぎで帰ろうかとさんざん迷い、結局そば屋で食事をした。せっかくだからその店ならではの名物を食べようとして、ものすごい量のが出た。えび天ぷら2コ、その他色々。別皿の柚子こしょうがおいしかった。結構込んでいたので時間がかかった。
次の日、苦痛だった。




書店に、副島隆彦『人類の月面着陸(1969〜1972)は無かったろう論』が並んだ。
去年、彼のHP http://soejima.to/
でこの説を出張したとき、私は唖然とした。いくらなんでもそれは無茶でしょう・・・。それから掲示板に他の方々の書込みが殺到し掲示板が荒れ狂ったり、他のサイトでキチガイ扱いされたり。でもこの本を読むと、ひょっとしたらそうかも・・・。私も今頭グラグラしています。もし本当なら、アメリカ政府もようもこんな大胆な大嘘をしかけたなあ。信じられない。

副島隆彦のHPをチェックしたら、7月始めに東京で講演会をするって。これが最後の過激な暴きネタで、これを最後に弟子たちと地味な研究生活に入るとか。そのさわりの部分をざっと載せていたけど、すごい強烈! 聞きたいよ〜! どうして大阪での講演会は私には苦痛な経済論で、でなぜ東京でだと私の聞きたいのをやる? 今金欠で無理・・・。
 そしたら後でヴィデオ・テイプで五千円で販売。これほしいけど、どうしよう。

敬老の日に、副島隆彦の日本の幕末ものの英雄伝説を破壊する講演会が東京で。

マイケル・ムーアねえ・・・

 ドキュメンタリー映画『ボーリング・フォー・コロンバイン』
映画館で観に行けず、DVD化されてから借りた。


 でも大味なリベラル。
「政治家や大企業=強 対 弱者」「弱者の味方」

 本、私にはダメだ。

 元々がTVで過激な政治批判をしていたので、そのTV番組もヴィデオやDVDにまとめられてレンタルした。
 これも私にはダメだ。

映画『華氏911』
なんか彼の大味なリベラルさに胸焼けして、時間さいて高い金払ってまで映画館まで行く気はなし。でも又何ヶ月かしたらレンタルでチェックはしようかな。



9月以降、良さそうなのがラッシュ!

今まで何もせずに金を使わなかったけど。

9月以降、ほしいのだらけ。

土日の昼夜4回公演で、ブロードウエイからの来日のミュージカル『キャバレー』
ブロードウエイからダンスだけの『バーン・ザ・フロア』これは余裕があれば。

千里で民俗学博物館でアラビアン・ナイト特集

海遊館でエミール・ガレ展示。これは余裕があれば。

敬老の日に、副島隆彦の日本の幕末ものの英雄伝説を破壊する講演会が東京で。




島田紳助、女性マネージャーを暴行 女性マネージャーは警察に通報 島田紳助、涙の謝罪会見

これはワーストとベスト両方が混在している。

★ワースト 
女性マネージャーを誹謗中傷する有名人達。

★ ベスト
性マネージャーを擁護し、島田紳助を批判する有名人達。ネット上で、2ちゃんねるで、個人サイトで、島田紳助を批判する大衆。ネット上で、女性マネージャーを誹謗中傷する有名人達のHPの掲示板に批判の書き込みをする大衆。吉本興業の掲示板に批判の書き込みをして閉鎖に追い込んだ大衆。感動。

マスコミの多くの芸能人たちが、女性マネージャーを徹底批判するのだらけ。そして島田紳助を擁護し早期復帰を願う。(同じ吉本興行の99岡村、ラサール石井、松尾キッチュ、スポーツライター玉木正之、ライター山田美保子とか)
それか口を閉ざす。(勝谷正彦とか)

ああいう情勢で、まわりをキョトキョトして大勢の流れに逆らうのは怖いし口を閉ざすのがほとんどの人間の処世術。
私もそうだった。


小田嶋隆がHPで、日本のマスコミの腐敗を徹底批判し、女性マネージャーを擁護した。

小田嶋隆のHPで紹介されていたのが、大石英司のHP
私はこれで初めて彼を知りました。
大石英司はゴリゴリの保守で、特に性や結婚、同性愛者たちに関する思想は私とは真っ向から違う。
けど、保守でゴリゴリと骨の硬い男性は、中には、真っ向から批判対象と正論で闘う。そういう偉いところがあるからあなどれない。
日本のマスコミの腐敗を徹底批判し、女性マネージャーを擁護した。
九州出身のマッチョかと思ったら。写真みたら眼鏡をかけたひ弱そうないかにも文系の男性だった。

若一光司(作家) 島田紳助批判

泉谷しげる(歌手、俳優) 島田紳助批判

ああいう状況で、こういうこと中々言えませんよ。偉い。少なくとも私なんかよりはずっとずっと。


ネット上で

最初は、「2ちゃんねる」とかで、女性マネージャー批判がすごかったけど。
次第に、島田紳助批判の波が出てきて、島田紳助擁護の吉本興業の掲示板への書き込みが殺到し掲示板閉鎖 島田紳助擁護の芸能人たち(ラサール石井、松尾キッチュとか)のHPの掲示板へと書き込みが殺到し閉鎖が続く

島田紳助擁護の芸能人たち、ザマーミロと快哉を叫んだ。




ずっと後になってから、落ち着いてから、夜間高校教師でゲイ・リブの平野広朗先生がHPで、島田紳助を徹底批判していた「いくらナマイキだからって暴力ふるっていいわけないだろう」って。これも偉い。
ただ、島田紳助暴行騒動でマスコミの大勢の流れが島田紳助擁護で女性マネージャー批判だったそのすぐに、島田紳助批判をしたのがほんとうに勇気のある極少数派たちがムチャクチャ偉いと思ったから。ずいぶん後でも、島田紳助暴行批判するだけでも偉いんですよ。


ワーストっていうよりゾッとしたこと

チェッカーズの元メンバーで三人のヴォーカルの一人、高杢禎彦が癌にかかり、そして暴露本で藤井フミヤを徹底批判。
これも全盛期をリアルタイムで知る私は落ち込んだ。

チェッカーズの元メンバーの一人、ドラマーで「クロベエ」の愛称で親しまれた徳永善也(享年40)死亡。

こんな揉めている状態で、葬式の参列者たちをどうさばく? って落ち込んだ。

葬式に出席した元メンバーたちの写真が雑誌に載っていたけど。葬式用の厳粛な面持ちっていうより、なんか感じ悪い人相で。素敵に年を重ねられなかったのね。






私的ベスト

眼鏡

20歳ぐらいのときに眼鏡を買った。アラレちゃんみたいなでかいセルロイド・フレーム。金属眼鏡だと鼻におくやつが安定性あるけど、セルロイド・フレームだとフレームと鼻におくところが一体型だからすべりやすい。
22歳ぐらいのときにコンタクト・レンズにした。

40歳で、眼鏡を新たに購入。
地元の店でチェックした中から一番良さそうなのにした。上半分が金ぶちで、下半分がふちなし。軽い。金属眼鏡だと鼻におくやつが安定性ある。前の眼鏡より、目立たない。
後でもっと良さそうなのが次々と見つかる。まあしょうがない。5年先を見据えて、普段から良さそうな眼鏡屋の眼鏡をチェックし情報収集してそなえよう。

今の候補は、元ヤクルトの古田選手が宣伝していた「アイ・メトリックス」
ふちなし、透明のやつ。でも、なんかひ弱そうで、ガサツな私はすぐ壊しそうで不安。