RU486が認可されている国々

フランス 1980年に、フランスで Etienne-Emile Baulieu 博士が、自然な流産を誘発する抗プロゲステロン作用を持つ人工妊娠中絶薬が開発。フランスの会社ルーセル・ウラア(Roussel-Uclaf)社の名をとって「RU486」と命名。ちなみにその会社はドイツの会社ヘキストAG社が出資している。
1988年に、フランスで自然な流産を誘発する抗プロゲステロン作用を持つ人工妊娠中絶薬「RU486」が認可。
1989年9月に、フランスで、自然な流産を誘発する抗プロゲステロン作用を持つ人工妊娠中絶薬「RU486」が一般利用可能に。商品名「ミフェジン(MIFEGYNE)」
中国 1988年に、フランスと中国で人工妊娠中絶薬「RU486」が認可。

コピー商品がでまわっているとか。

Shanghai Hualian Pharmaceutical Co., Ltd (1939年設立)で「RU486」が製造されているとか。
アメリカでは中絶反対派の抗議活動が過激で、製造会社は極秘扱いだけど、ついに暴かれたとか。ここで製造され、アメリカに輸出されているのね。

英国 1991年、英国でも人工妊娠中絶薬「RU486」が承認され、流通開始。
スウェーデン 1992年、スウェーデンでも人工妊娠中絶薬「RU486」が承認され、流通開始。
   
   
オーストリア 1999年912月オーストリアで承認され、流通が。
ベルギー ベルギーでは承認済みで、2000年春には流通の予定。
デンマーク デンマークでは承認済みで、2000年春には流通の予定。
フィンランド フィンランドでは承認済みで、2000年春には流通の予定。
ドイツ 1999年11月ドイツで承認され、流通が。
ギリシャ ギリシャでは承認済みで、2000年内には流通の予定。
オランダ 1999年12月オランダで承認され、流通が。
スペイン 1999年、承認。
2000年2月8日 スペインで経口中絶薬RU-486、公式に導入。

注意 スペインで経口中絶薬RU-486が認可されたのは、1999年?/2000年?

イスラエル 1999年9月イスラエルで承認され、流通が。
ロシア 1999年9月からロシアで承認され、流通。
スイス 1999年10月スイスで承認され、流通が。
アメリカ 1983年、米国FDA、RU486の臨床試験開始(6年に渡って300人以上使用)
1989年6月、当時の共和党のブッシュ大統領はRU486について「十分な研究がなされておらず、広範な健康問題を引き起こしかねない」として中絶を目的とした同薬の輸入を禁止する措置を発表した。
1993年、民主党のクリントン大統領は就任するとすぐ、RU486の輸入禁止措置を撤廃。臨床試験が再開された。
1994年、Roussel-Uclaf 社は、自社が「RU486」を米国国内で製造、販売することを断念し、5月に「RU486」の特許権を米国の the Population Council (人口問題、及び家族計画問題を扱う非営利民間団体)に譲渡した。その後、the Population CouncilはFDAに認可を申請したが、正式認可にはいたってはいない。
1995年、9月「抗がん剤とかいよう治療薬の二つの薬を併用すれば、ほぼ妊娠中絶できる」とする臨床試験データを、米ロチェスター大医学部のエリック・シャフ博士らが十四日付の米医師会雑誌に発表した。研究グループは、十八歳以上で中絶を希望した妊娠八週以内の女性百人に、本人の承諾を得て、臨床試験した。まず抗がん剤のメソトレキセートを妊婦に注射。五―七日後に、かいよう治療薬のミソプロストールを座薬として与えた。同博士によると、結果は九十八人が自然流産して、中絶に成功。出血や吐き気、下痢などの副作用はあったが、九十一人が「我慢できる症状だった」と答えたという。
1996年、アメリカで経口中絶薬RU486の承認申請
1998年、アメリカFDAの諮問委員会で経口中絶薬RU486の安全性と有効性が確認
2000年9月28日 ついに米国のFDAが認可! 商品名「Mifeprex(マイファプレックス)」
   
台湾 台湾では承認申請中。
南アフリカ 南アフリカでは承認申請中。
チュニジア チュニジア、ウクライナでは承認申請中。
ウクライナ ウクライナでは承認申請中。