「コンドームの有効性」

欠陥のあるコンドーム

コンドームの有効性

コンドームはこれまで常用した場合の有効性に関して重大な問題を提起し続けてきました。 米国食品医薬品局（FDA）は、避妊具の業社に、一般的な使用を1年間した場合に妊娠する確立をまとめて提出するするよう要求します。 男性のコンドームに関して、米国食品医薬品局の発表では、14％です。（１）　 言いかえれば、一年にわたった場合を鑑みれば、コンドームを使用したごく一般的な100組の夫婦の内14組が妊娠するということです。しかし、この割合は誕生予防に基づくもので、疾病予防に基づくものではありません。

安全性と保護が誠実に考慮され評価した場合、この避妊と性病予防の区別には批判的です。 例えば、女性の妊娠に適した時期は、平均28日周期中、約7日です。 しかしながら、HIV/AIDSのような伝染病は、毎日生じる可能性があります。 つまり、コンドームを使用した場合の性病予防の失敗率は精子から卵子への簡易な送信である妊娠を防ぐ失敗率からさらに妊娠可能時期の日数で換算すると、性病予防に失敗する率は少なくとも避妊失敗率よりもさらに４倍にも増加するということです。

世の中には、コンドームがHIV/AIDSを含む多くの性感染症の蔓延を減らすだろうと主張するのもいます。 しかしながら、国立衛生研究所(the National Institutes of Health)からの2001年7月20日の報告書 「性感染症予防用のためのコンドームの有効性に関する科学的な証拠」は、 コンドームの使用が、性器ヘルペス症(HSV)、ヒトパピローマウィルス感染、クラミディア、梅毒、chanchroid およびトリコモナス感染症などの伝染病から防御する手段であるという 科学的な証拠がないとう結論を下しました。 (ページ20、26、17、23、21、18など各ページ) 　淋病から男性を保護するという証拠はありますが、淋病から女性を保護するという証拠はありません。

国立衛生研究所の報告書によると、一貫したコンドーム使用がHIV/AIDS感染の危険を 約85パーセント減少させたと記述しました。(p.14) 　しかし、それは致命傷の疾病に関して全く適していません。 上記以外の疾病が致命的かもしれないということを、さらに心に留めておいてください。 例えば、ヒトパピローマウィルスは、毎年アメリカ女性たちを、 HIV 感染による病よりもさらに大勢を死なせている肝炎へと至らしめる可能性があるのです。（2） 　国立衛生研究所での研究は、他の致死の可能性のある疾病 （例えば、B型肝炎やＣ型肝炎のような）を例にあげませんでした。

コンドームの浸透性

普通の精液の頭の幅は2.5から3.5ミクロンですが（3）、 しかしウィルスはそれよりはるかに小さい。 1998年の『Rubber Plastics News』中の記事では、海軍の研究所化学部門のC・M・.ローランド、 および化学の米国海軍兵学校部のM・J・.シュレーダーが、下記の主張を述べました。

「ウィルスを定義づける特徴は、小さなサイズです。 例えば、エイズ・ウイルスはほんの0.15ミクロンだけです。 また、B型肝炎ウィルスはさらに小さい。 ゴムには100倍も大きいサイズという欠点を生来持っていて、 コンドームや外科手術用の手袋がウルスの小さな粒子から防御するという能力には、問題があります」（4）

ローランドとシュレーダーは、2つの商用ラテックス・コンドームのサンプルをテストしました。 一つは、約50ミクロンの厚さで、 もう一つが約90ミクロンの厚さです。 両方の場合で、彼らは以下のことを発見しました。 0.1ミクロンの直径を持っている100万を越える粒子が30分以内でコンドームのラテックスの平方センチメートルを通過し、 さらに同じ30分で、10倍も大きい直径１ミクロンの粒子が 平方センチメートル当たり約1,000の率で通過しました。（5）

コンドームの破損および滑り

家族計画展望(Family Planning Perspectives)で出版された1999年の研究での、 カレン・デイビスおよびスーザン・ウェラーによると、 滑りと破損に起因するコンドームの失敗を測定する目的での体内（本当の実測）での試験での数例では、 その率は、破損の率が0.5から6.7％にも渡り、 滑りの率が0.1から16.6％にも渡った。（6）

コンドーム+殺精薬

2000年8月4日に、米国保健社会福祉省の疾病管理予防センター(the U.S. Department of Health and Human Services' Centers for Disease Control and Prevention )は、 HIVに関して殺精薬(nonoxynol-9)の使用に対する強い警告を出しました。 1996年から2000年5月にかけて、ある研究が、ほぼ1,000名のHIV陰性の売春婦が登録されたているアフリカで行なわれました。 彼女たち全員が、コンドームを一貫して正確に使用するようにと助言され、 彼女たちが性行為をするときはいつも膣に潤滑剤を塗るようにと言われた。

彼女たちのうち半分は偽薬の潤滑剤を渡され、 残りの半分にはN-9を渡しました。 調査で判明した結果は、N-9の潤滑剤を使用した人々のほうが、 使用しなかった女性たちよりも50％もの高い確率でHIVに感染するようになったとのことだ。（７）　 2000年の疾病管理センターの警告にもかかわらず、全米家族計画連盟 （Planned Parenthood Federation of America）は そのウエブ・サイトで2002年で以下のことを述べた 「全米家族計画連盟の数あるコンドームの中には、 殺精薬nonoxynol-9でおおわれている物もあります」（８）

　コンドーム隠ぺい

しかしながら、コンドーム使用の問題においては、 疾病管理センターが、医者の全国グループに対して正直であるとは言えるものではありませんでした。 国立衛生研究所が上記で参照したコンドームの無効さについての真相を暴露した研究を発表したほんの数日後に、 内科医協会（The Physicians Consortium）は2001年７月23日付けで、ジョージ・ブッシュ大統領宛てに、 疾病管理センターの責任者Jeffery Koplan博士の辞職を要求する手紙を送付しました。 その手紙の内容は、 疾病管理センターは「コンドームが安全性を提供すると、何百万もの女性を誤解させてきました・・・ 『セイフ・セックス』という健康政策を宣伝するために数十億ドルもの金が使われたにもかかわらず、 疾病管理センターは　to back its claims　臨床調査を欠きました」（9

翌日、１万人もの医者の連合がーーその中には、カトリック医学協会（the Catholic Medical Association）、 下院議員ディヴ・ウェルドン内科医.、 元下院議員トム・コバーンも含まれていて（10）ーー 性病を予防するコンドームの有効性に関して、 疾病管理センターが正確な情報を分配する義務という連邦法を破り続けてきたことで疾病管理センターを非難しました。 不適切にコンドームの使用を促進することによって、 「疾病管理センターは、公衆衛生を保護するというその主要な義務を怠ってきました」と、 内科医協会(the Physicians Consortium) の執行委員会のメンバーであるJohn Diggs博士は言います。（11） 　さらにDiggs博士がこう述べました「これは、古き良き医学を隠蔽する印をすべて持っています」（12）

コンドームの最大の欠点

コンドームの最大の欠点は、もう一人の人間の受胎を防ぐためにそれを使用するということが、 神を立腹させているということです。 神は、結婚した男女の間にのみ性交があることを求めます。 もし人々が人間の性のための神の計画に従えば、性感染症になんら困ることはありません。 更に、婚姻内性交渉をおこなっている者なら全て、結束力が固くもあり、出産に対して開かれているはずです。 出産を不可能にする目的を持つものならどんな行動も−−コンドーム使用も含むーー、本質的に有害です。 既婚のカップルで、正当な理由があり、利己的な動機づけによってではないのなら、 二人の間の子供の誕生を一定間隔で配置したいと願っているのなら、生命誕生の規則を利用した「自然な避妊法」なら 道徳的に受容できることでしょう。「自然な避妊方法」とは、女性による自己の身体観察と不妊期間の利用に基づいた方法です。 道義的に容認できる、女性による自己の身体観察に基づく不妊機関の識別という自然な方法および不妊期間での性欲処理を利用することができます。 (カトリック教会の教義問答、2368-2370)。

訳注

性病

アメリカの公的機関

私的な機関