→ 番外編 愛人志願の女性が騙された例



朝日新聞のネットの過去記事検索と契約をして、過去の記事を検索することに熱中しています。「出張ホスト詐欺」を調べるつもりで「詐欺」というキーワード検索をしていたら、意外な記事を発見。なんと女性が愛人契約で騙される例が2件見つかりました。今まで、これは男性だけが騙されるものだと思い込んでいました。

異性愛男性のホスト志願者の同情すべき点
★女性客が少ない
★女性客向けの性の市場が整備されていない

それに比べたら、性の商品化をしたい異性愛女性は条件が恵まれていて良かったね。こんな男女不平等な現実があっていいのか(笑) だから出張ホスト詐欺で騙されるのは男性ばかりで。ところが、女性の被害者もいるのね。

だからなんで女性が保証金払ってでも騙されるの?

騙されたのに同情できない例
★自分の身の程をわきまえずに相手に高い基準を求めすぎたから不幸になったヤツラ(男女とも)

それとも、女性たちも今後は性の市場で供給過剰で厳しくなる前兆かも。



高石署は、「援助交際希望」の伝言ダイヤルを利用し、応募した女性から現金などをだまし取ったとして、藤井寺市の無職浅野●●疑者(45)と松原市の無職小部●●(30)を詐欺の疑いで逮捕した、と三日発表した。調べでは、浅野容疑者らは7月ごろ、伝言ダイヤルで「月三、四回の交際で、30から40万円支払う」と女性を募り、申し込んできた高石市内の女性(25)に「マンションを借りる金を消費者金融から借りてくれ」ともちかけ、計70万円をだまし取った疑い。
2人はこのほか、伝言ダイヤルに申し込んで来た府内や兵庫県内の大学生や主婦ら5人の女性から、同様手口で1人あたり200万〜5万円をだまし取ったとみて、同署でさらに余罪を追及している。
『朝日新聞』『毎日新聞』1996.12.04

大阪府の無職牧野●●がツーショットダイヤル業者を通して「愛人募集、毎月二十万円程度の手当を払います」というメッセージを登録。
週刊誌で電話番号を見て、電話してきた和歌山県の女性(30)に「都議会議員の情報で株のインサイダー取引をしている。五十万円を出資すれば十倍以上になる」などと持ちかけ、四十万円をだまし取った。

牧野は1996年10月、堺市内の家に侵入して盗みをした容疑で、堺南署が全国に指名手配、1999年12月に同署が逮捕した。牧野は「1998年末から一年間で12件の詐欺を成功させた」と話しており、同署は被害総額は約一千万円に上るとみている。

『朝日新聞』2000.01.14

『読売新聞』2000. 01. 14
安沢と西川の男性二人組みがが組んで詐欺。まず安沢が「おれだよ、おれ」と知人を装って徳島市内の女性に電話をかけて市内のホテルに呼び出し、彼女に西川を紹介して「神戸の病院の外科医をしている。1カ月に1度だけ会ってくれれば、月に30万円を渡す。振り込むのにカードがいる。暗証番号を教えてくれ」ともちかけ、彼女からクレジットカードやキャッシュカードなど4枚をだまし取って、現金計約500万円を引き出したとか。1999年11月から2003年7月まで犯行を重ねた。四国や近畿で女性九十二人から約1億円騙し取った。
【母親と二人暮らしで、節約して蓄えた1000万円以上の貯金を奪われた四十歳代の女性もいた。事件を担当した徳島東署によると「『愛人契約』を結んだことで気後れし、被害届を出しづらかったケースが多かったのでは」という。】
『朝日新聞』
2003.07.06、2003.07.24、2003.08.30、2003.10.08、2003.10.17、2003.11.20、2003.12.09、2003.12.26、2004.01.17、2004.02.11、2004.02.26、2004.06.04、2004.06.22、2004.09.30、

『毎日新聞』
2003.07.06、2003.07.06、2003.07.24、
2003.08.30、
2003.10.18、
2004.06.04、
2004.09.30

『読売新聞』2003.07.06、2003.07.24、2003.08.30、2003.09.09、2003.10.17、2004.06.04 、2004.06.10、2004.07.06、2004.09.30
福岡県の笠●●(25)、は2002年8月に、携帯電話の出会い系サイトで知り合った女性(27)に「交際してくれれば毎月30万円払うので、キャッシュカードを作ってほしい」と言い、受け取ったカードで現金自動預け払い機(ATM)から百万円を引き出した。2003年9月1日に詐欺と窃盗で逮捕。 『読売新聞』2003. 09. 02
滋賀県の無職山田●●(23)が携帯電話の出会い系サイトに「月50万円で愛人契約をしませんか」などと書き込み勧誘。返信した女性に直接会うと、「弁護士の親が金を集めている。3日後には10倍になる」などと持ちかけた。警察は被害は約30人、総額約1300万円に上るとみている。 被害者は石川県や大阪府、三重県など5府県の若い女性で、中には1人で470万円をだまされたり、消費者金融に借金したりしていたケースもあった。 『朝日新聞』2005.07.06
東京の無職池谷●容疑者(34)、無職今吉●●被告(31)を中心に6人の男性達が(東京)が組織だって、携帯電話の出会い系サイトで芸能関係者などを名乗って、知り合った女性たちから、愛人契約の保証金名目で現金などをだまし取った。その内の一人の岡山の女性が訴えたので、詐欺罪で実刑判決。
『朝日新聞』『読売新聞』2006.12.20によると「14都道府県の女性23人から2,325万円」とあるけど。
『読売新聞』2007.03.13によると「22人から計約3400万円」「とあるけど。
『朝日新聞』2006.12.20、
2007.03.13

『毎日新聞』2006.12.20、
2007.03.13

『読売新聞』
2006.09.21、2006.12.20、2007.03.13
無職有里●●(23)、大学生小田川●●(22)が会社社長を装って携帯電話の出会い系サイトに「愛人契約」を呼びかける書き込み。返信してきた千葉県の看護師(27)に電話で「君に400万円を送るから先に金を振り込んで」と言って、100万円をだまし取った。判明しているだけで、200512月〜20064月で190件、1800万円の入金があった。 『読売新聞』
2006. 11. 28