1994年 OV ベスト
『映画イヤーブック1995』 「オリジナル・ビデオ・ムービー」担当、中村勝則が絶賛していたのは 『復讐の天使・KAMIKAZE TAXI』@A 監督・脚本:原田眞人 出演:高橋和也、役所広司、ミッキー・カーチス、片岡礼子、田口トモロヲ 『ザ・ワイルド・ビート/裏切りの鎮魂歌』 監督・脚本:古賀毅 『893(やくざ)タクシー』 監督:黒沢清 脚本:黒沢清、釜田千秋 出演:豊原功捕(こうすけ)、大森嘉之(よしゆき) 『新百合族/先生、キスしたことありますか?』(未見) 『雀豪列伝』 監督:富岡忠文 脚本:加藤正人 出演:椎名桔兵 『特攻レディース・夜露死苦(よろしく)』(未見) 『はいすくーる仁義外伝・地を這う者』(未見) 『右向け左!・自衛隊へ行こう』 原作漫画・脚本:史村翔、原作漫画・画:すぎむらしんいち 脚本:今井雅之 出演:うじきつよし、今井雅之 |
『ザ・ニュー・リリース』誌「ビデオオリジナル・ベストテン」 @『復讐の天使・KAMIKAZE TAXI』@A 監督・脚本:原田眞人 出演:高橋和也、役所広司、ミッキー・カーチス、片岡礼子、田口トモロオ 中村勝則も絶賛 A『893(やくざ)タクシー』 監督:黒沢清 脚本:黒沢清、釜田千秋 出演:豊原功捕(こうすけ)、大森嘉之(よしゆき) 中村勝則も絶賛 B『夢魔』 原作:勝目梓 監督:廣木隆一 脚本:斎藤久志 出演:真弓倫子、田口トモロヲ C『ザ・ワイルド・ビート/裏切りの鎮魂歌』 監督・脚本:古賀毅 中村勝則も絶賛 D『ひき逃げファミリー2』(未見) E『狙撃・完結篇』(未見) F『XX(ダブルエックス)・美しき狩人(ハンター)』(未見) G『雀豪列伝』 監督:富岡忠文 脚本:加藤正人 出演:椎名桔兵 中村勝則も絶賛 H『成田アキラのテレクラ稼業』(未見) I『もっと過激・ふざけんじゃあネエ!』(未見) |
さらに私の追加
『とられてたまるか! 3』 原作:浅田次郎 監督:高橋伴明(ばんめい) 脚本:上田武郎 出演:哀川翔、浅野愛子、白竜、余貴美子
『チンピラ仁義 極楽とんぼ』 原作漫画:ストーリー:西川つかさ、原作漫画:画:井上正治 監督:小平裕 脚本:西川つかさ 出演:哀川翔、林泰文(やすふみ)、森下桂、五十嵐いづみ、柳葉敏郎
『右向け左!・自衛隊へ行こう』 これは漫画が原作で、原作は途中まではすごい面白かったよ。その当時は、ソ連が解体し、自衛隊のお偉いさん方も「どっか脅威な〜い? いい脅威がなくって困ってるのよ」って困り果てていたやろうな(笑)ってそんな時代で、自衛隊の存在自体がギャグでしかなかった当時に書かれた漫画でね。ところがいきなり湾岸戦争。『大スポ』が「日本も参戦か!」って書いてもギャグとしか思えなかった時代よ。それがマジでシャレにならなくなってきた。自衛隊の海外派遣ってなドエライ事になったのね。国中大騒ぎ! そしたら、漫画の原作者たち(史村翔とすぎむらしんいち)が困り果てたやろうな。自衛隊の海外派遣とかのことには一切ふれずに、日常的なネタばっかり。どうするねん?って思ってたら、最後、シュ〜ルな夢物語みたいになって、女の登場人物が「一緒にどっか遠いとこ行こうよ〜」って叫んで、主役たちも一緒にどっか行って幕。うまいこと誤魔化して逃げたな(笑)。 OV化されたのも、原作自体が面白かったから、まあまあ楽しめる作品になったけど、原作に比べたら見劣りするわね。やっぱり低予算早撮りやからね。 原作で、ガラの悪い連中が新入りのしょぼいチビに銃を向けてイジメようとしたら、そいつが実は兵器オタクで(自衛隊入隊の本当の動機がそれ!)「てめえら、銃をオモチャにするな。てめえらなんかが銃を持つのは十年早いぞ!」って叫んでガラの悪い連中から銃を取り上げてバラバラに分解してやるとことがよかったのに、OVでは「銃を取り上げる」→「バラバラになった部品」って一気に飛んだ描写で、肝心のそいつがバラバラにするとこを見せない。それだけの手間がかけられなかったのでしょうね。ツマラナイヨ。 原作では、例のイジメッ子連中が仕返しに兵器オタクに暴力をふるうと、兵器オタクが銃の弾丸を自分で作って、そいつらにぶっぱなして復讐するんやけど、OVでは設定をかえています。兵器オタクと同期の新入りたちが味方になって、イジメッ子たちにホウキなどを手にして立ち向かうとかね。で、今井雅之がかっこいいとこ見せるねん。イジメッコたちを裏に来いと呼び寄せて、ぶんなぐってかたをつけるとかね。 それに、原作には自衛隊への痛烈なイヤミがあったのに、OVにはそれがなく、最後、自衛隊バンザイ!みたいな撮り方になっていたような。やっぱり自衛隊の協力を得ようとしたら、そうなるのかな? |