女の買春

さあ、どうする? バカフェミ&バカオヤジ

 

 フェミニストにも、色々いる。

 売買春否定するフェミニスト。

 「警察権力のファシズムに反対。警察によるセックス産業や売春者への恣意的な取締りに反対。これこそが警察権力の源で、セックス産業は利用するだけ利用しながら、どれを摘発するのも警察の思惑次第。売春者の人権を第一義にした合法化と労働条件の改善を要求する」フェミニスト。

 「女性だってホストと金でセックスできるようにすべきだ」と主張するフェミニスト。

 

バカオヤジと、物事をキチンと分かっている男性との違いはここだ!

私が嫌う「オヤジ」
別に年齢がいっている男性を「オヤジ」と嫌うのではない。男性中心社会にデーンとあぐらをかいてふんぞりかえり偉そうで、自分のことを棚にあげて「ブス」「ババー」とか嘲笑するような感性を「オヤジ」というのだ。

女の買春で、バカオヤジの矛盾があらわになるのでしょうね。

男も女も結婚まで純潔を守り、婚姻内だけでセックスをする。 避妊すら反対。昔は、日本でも避妊することへの嫌悪と罪悪感がありました。平塚らいてふ(1886〜1971)(明治19〜昭和46)自伝『元始、女性は太陽であった』「堕胎論議で発禁」
今でもそういう気持ちを保持しつづけているのが、カトリック教徒ね。
首尾一貫しているし、筋はとおっている。

私の友達で「私は性的に潔癖だったの。結婚相手は絶対童貞じゃなきゃイヤって、処女と童貞で結婚したのよ。もう離婚したけど。今はもうだいぶ考えが変わったけど」

「こんなの無理だ」という考えは当然あります。そして、ある程度は、性の解放も仕方がないと。その理想と現実との妥協点ですが。 これは人によって、かなり違います。人によって考えが違うことじたいは構いません。 ただ問題なのは、ある人が決めた恣意的(しいてき)な基準を、法律で全国民に押し付けようというところでしょうね。自分なりの道徳を実践し、他人に影響を与え、それが大勢になるようにすること。これならいい。

バカオヤジ「女は結婚まで純潔を守るべき。しかし男がセックスを次々としたくなるのはしょうがない」「女は愛する人とだけしかセックスしてはいけない。しかし男が愛もなしにセックスするのは、これはしょうがない」「男が女を買うのはしょうがない。しかし売る女は罪悪だ」

  女が結婚前にセックスをすること。結婚を前提にせずにセックスをすること。愛もなしに性欲だけでセックスをすること。

 で、売春を肯定し、女がドライにクールに割り切ってセックスを売り、パワーを獲得するのは許せないんだ。

 女が客で、男が売春者の場合は?
バカオヤジだと「買う女は罪悪だーっ!」って矛盾したことぬかすのでしょうな。

 男が、女の性の商品化をさんざん享受しています。

 逆に、女性の性は抑圧されています。男の性の商品化はまだまだです。その格差はケタ違い。

 もし将来女の性の解放が進み、男の性を商品化の享受をするようになったら・・・・
 女が、男を若さや容姿でキャーキャー言う。身体やチンコを、多くの例から品定めし比較対照をし、キャーキャー楽しむ。
本屋のエロ雑誌、レンタル屋のアダルト・ヴィデオ、電車の吊広告では女性好みの美少年、美青年のエロの宣伝写真。
コンビニには、女性向け風俗雑誌が並び、ゴテゴテ見だし
「新入荷! 18歳美少年ホスト、デビューしたての新鮮ピチピチ!」
「大学生ホスト大特集」
「美少年ヌード!」
「あの芸能人が本誌でヌード披露!」
「スポーツマンの裸 分野別大特集 野球、サッカー、バレーボール、バスケ、ラグビーなどなど 分野別につく筋肉や体型が違うのが分って比較対照できます。素敵な筋肉にウットリ」「オリンピック選手が本誌のために脱いでくれた!」
「巨チン」
「理想のチンコ 100本比較対照 最上級の理想のチンコの形状はこれだ!」
 美少年のヌード写真満載やわ、連絡先つきで金だしゃすぐセックスできるわ。

バカオヤジ「ブスババーの分際で、顔や若さや身体でホストを選んでやりたい放題して気分悪いわ」

分かっている男
「確かに、女がホストを容姿や若さや身体で品定めしたり、金だしゃお手軽にセックスできたりするのは気分悪い。でもいくら気分悪うても、我慢しなきゃいけないんだ。今まで大勢の女たちが、女の性の商品化、男の買春に不快感を感じていて性の商品化を世の中からなくそうとしていたけど。でもいくら女の性の商品化がストレスで気分悪うても、女性たちは我慢すべきなんだ。当然、男だって、男の性の商品化や女の買春に胸悪なってもストレスなっても我慢しなくてはいけないんだ。お互い様なんだ。その不快さに耐えてでも、売買春を肯定すべきなんだ」
「女性団体が売買春を今までみたいにナアナアではなくて厳重に処罰するよう警察に求める運動があるけど。警察がセックス産業の客を逮捕し厳重に処罰するよう求めているけど。ブスでもおばさんでも身体障害者でも金でホストの客なれたら、こんなバカなマネはしなくなるのになあ。女たちが性風俗産業の客の厳重処罰化要求運動しなくなるのなら、女がホストと金ですぐお手軽にセックス楽しむのも気分悪うても我慢するで」
「ほとんどのおばさんたちって性的に貧困状況で、清貧って置き換えているけど。清潔な貧困のおばさんたちって、偏狭な道徳で他の人たちへの想像力が欠如していていやだね。おばさんたちが性的におおらかになってくれるのなら、男の性の商品化も気分悪うても我慢するで」

この主張は、一貫していることは一貫しているし、筋が通っている。

この主張に対しては、反論も当然あるでしょうけど。
男、女「性の商品化、こんなん気分悪い」「性の商品化ですごい気分悪くなっているのに、この気分悪さに対して、なんの解決策になってないぞ」「女も男も、性の商品化なんてなくしていかなくては」
この反論は、一貫していることは一貫しているし、筋が通っている。

バカオヤジ「男が女を買うのは仕方がない。しかし女が男を買うのはいかーん!」

 

男の性の商品化

未来予想図としてギャグにしたけど、実際ゲイの世界では男の性の商品化が進んでいるのだ! も〜ビックリッ!!

掲示板で、「あえて匿名」氏からのホストに関する情報です。

Bグループの解説 投稿者:あえて匿名  投稿日: 5月 9日(金)23時57分55秒

次にBグループの解説を致します。

まず、Bグループに至り、初めに御断りを致しますが、同性愛者向けホストの方が、女性向けホストより遙かにレベルが高いと云う事です。女性向けホストが駄目だったから、同性愛者向けホストでもやろうか、なんて事は無理です。女性向けホストで通じない方は、ホストになってはいけません。
それから、仮に同性愛者向けホストになったから、アナルSEX位は我慢しなきゃとお考えの方、甘いです。アナルSEX程度で許されるのは芸能界でも通じるクラスの美形のみです。十人並みなら、アナルSEXはおろか、野外SEX、フィストファっク、顔射、口内射精、SEXショー程度は覚悟してないといけません。

コチラで同性愛者向けホストクラブの検索が出来ます。
(女性向けホストでトンネルをしている、B様やE様がお解かりになると思います)
A)ttp://www.gpress.com/cgi-bin/gixsearch3.cgi?start=0&category=cruse_host
B)ttp://www.sindbadbookmarks.com/japan/index.html

十人並みの方々はこの程度は覚悟しなければなりません。(注:見るのに根性を要します。)
あ)ttp://www.h5.dion.ne.jp/~p-b/smh/
い)ttp://www.debu-maru.com/aqua/
う)ttp://www5.ocn.ne.jp/~bommbar/
え)ttp://nasyachi.muvc.net/index.html
お)ttp://www.smiledock.biz/
か)ttp://www.hamq.jp/i.cfm?i=gokkunnboys
き)ttp://www.e0105.com/powerboy/pc/index.shtml
く)ttp://www.e0105.com/niceboy/pc/adultcheck.shtml

同性愛者向けホストで生残るなら、この程度のレベルは必要です。
甲)ttp://www.kocnet.jp/
乙)ttp://www.corona-club.net/clubR/pc/
丙)ttp://www.sanbanboy.com/

男が容姿でランクづけられる過酷な世界。今まで男が女を性的対象として品定めしてきた。今度は、男が性的対象として品定めされる。この過酷さに、異性愛男は耐えられるか?

 

 

女のアイドルやロリータへの気分悪さ。ブスババーのネタミソネミもあるけど、気分悪い。
逆に、男も、男のアイドルやロリータの出現に気分悪さを感じるようになってきているのでしょうね。前、新聞の番組欄で『裸の少年』→『アメリカ統治下の日本』ってあったの。私、こんなん真面目な学術ドキュメンタリーでしょ〜?って思いながら予約録画をした。再生したら、『裸の少年』ってジャニーズのJRのエロ! ロリコンの気のある私でさえ、この番組の撮り様は気色悪かったな〜・・・。

私がメロメロなロリコンもの。
『鉄腕ダッシュ』のケチケチ茂子(TOKIOリーダー城島が女装)と息子2人(製作者の意図は、たぶんロリコンじゃないと思うけど。かわいいよ〜)。大介・花子の花子みたいなのなんかに演じさせずに、TOKIOリーダー城島にわざわざ女装させたのもうれしい。
たまたまチェックした5つ子ちゃんのドキュメンタリー。パパが1個のメロンをみんなに一匙ずつすくって分けて食べさせてあげた。男の子「おいしいよ〜」 パパ「はい、もうおしまい」 そしたら男の子がカメラのほうに向かってきて「お兄ちゃんおいしかったよウフフ」 もう私崩れそう〜もうどうしよう〜。パパは娘が一番可愛いみたいね、私は男の子のほうがかわいいよ〜。ほしいよ〜。
子犬や子猫や、『鉄腕ダッシュ』のダッシュ村の合鴨パトロール隊や山羊の兄弟や柴犬の北斗にキューンとくるようなものかな〜? セックスしたいって性欲じゃ〜ないよな〜? 分析できない。

案外ジャニーズものは、私にはアカンなあ。
TV欄の深夜のとこ見てたら、『裸の少年』『アメリカ統治時代の日本』が連続放送。虚をつかれましたよ。どういう意図でこんなのを? 恐々タイマーしかけましたよ。『裸の少年』って真面目な芸術映画とかだよね〜? 真面目な医学のドキュメンタリーとか。いくらなんでもなあ・・・こんなゲスなこと思う私のほうがゲスなんだよね〜・・・思ってたけど、実際再生したら、和太鼓を男の子らが上半身裸で打ってるオープニング。なんとジャニーズJR大挙出演。 14歳の少年とか。オブラートにくるんだエロを感じたのはゲスな私だけか? どういう層が見てるんだ? ロリホモ? ロリ女? 時代は少年ロリコン。今すごいことなってるなあ。男女平等で、女性客向けのロリータ美少年市場の成熟? 男女平等? それともゲイ向けロリータ美少年市場の成熟? 私もロリコンのケはあるけど、それにしてもあの撮りようは気色悪くてダメだわ。

私もロリコンの毛あります。私みたいなババーも享受できる美少年ロリコン市場の発展と成熟を願っていますよ。

男たちが美少女ロリコンものを賛美した。女たちが美少女ロリコンものに嫌悪感を訴えた。男達は「ババーのひがみ」って罵倒した。

女たちが美少年ロリコンものに夢中になるのが増えてきた。男たちの中には、当然、不快感を感じるのがいるでしょう。美少年ロリコン自体いやなのもいれば、センスのいいロリコンならいいけど3流のセンスのがいやっていうのもいるでしょう。

分っている男性なら、男が美少女ロリータに夢中になるのを肯定するのと同様に、女が美少年ロリコンに夢中なるのもいくら気分悪うても我慢しなくてはいけないっと思うでしょう。

それか首尾一貫した男性、「男女ともロリコンものはなくしていこう」って主張するでしょうね。

ずっと前「三高(高身長、高学歴、高収入)」って言葉が有名になったでしょ。今までさんざん女性を「ブス」「ババー」っていじめてた男たちが「三高」って言葉に怒り狂ってたのには大笑いや。私、今までのドロドロとした恨みをはらすかのように「ええど、ええど」って。

 ある男性が「男は女を純粋な恋愛で選ぶ。それに比べて女は最低!」って。まあ男性が女性を純粋な恋愛で選んでいるかどうかは置いといて。
 じゃあ、「女が男を若さや容姿でキャーキャーいうのならいい」って言うのなら筋が通っているけど。そこまで首尾一貫したこと言える男性はごく少数でしょうね。美少年以外の男のほとんどはそれならそれでイヤでしょう? いいとこのボンボンでない、金も地位もない美少年だと、いいことでしょうけど。

まあ、「容姿や身体や若さやで相手を選ぶのはいい。しかし学歴や年収で選り好みをするのは最低」って考えもあるでしょうけどね。黒人とのセックスで有名な山田エミがデーブ・スペクターとの対談でタイトルが「三高なんて言う女は淫乱よりも性根が卑しい」って新聞に広告されていて、思わずチェックしてもうたわ。彼女の批判はバカオヤジのなんかとはモノが違うし嫌いじゃない。まあ彼女の気持ちも、私には十分共感できましたしね。

 昔の女は結婚の条件で、一応建前は「性格のいい方で」。
 昔に較べて変化のすごさに私も驚く。今時の女たちは、結婚の条件でシビアに相手を選ぶか、結婚を前提とせず性的魅力で選ぶか。極端なのが混在しているからね。

 美形。若くて、アイドルみたいな女の子みたいにかわいい男の子。白人。黒人。少数だけどアジア系も。
 日本の男たちのほとんどがいやがるでしょうねケケケ。

 日本人女性たちが黒人と交際。
 それに対して怒り狂ってた小林よしのり。
 黒人とのセックスで有名な山田エミ反論。
 小林よしのりの反論でマヌケなのは、(正確な引用じゃないけど)「山田エミは結婚したからいい。でも他の結婚もしない女たちまで擁護するなよ」って。
 ご自身は、妻以外にも愛人がたくさんいることを自慢げに書いていたくせにねえ。
 昔は「女は結婚まで処女を守るべき」で、今時もうこんな考えは受入れられません。それと同様に今はもう時代が進み、「正式な結婚を前提とした交際しかダメ」って主張は今時ねえ〜。
 私の友人でものすごく真面目なので独身女性だけど、独身女性が性的魅力で男性にメロメロなってとセックスしてもいいって思っているの今時あたりまえにいますよ。将来の結婚の約束をキッチリとりつけもせずに、セックスしてもいいんだし。真面目な友人たちは「独身なら自由恋愛なんだしかまわない。ただし不倫はダメ」って考えのほうが多いし、小林よしのりのほうがひどい思うでしょうね。
 私は、不倫もありって考えです。夫しか浮気できず、妻だけが泣いて耐えるって例しか想像つかないのだらけだから女性たちはいやがるんでしょうけど。妻たちだって、不倫したらいいって思ってますよ。夫が妻に飽きてセックス全然で、でも今の生活だけは維持したい、不倫。いいじゃない。それぞれにはそれぞれの生き方があります。

 他の方々は、自分の生活をエンジョイし、他の方々にもうらやましがられるぐらいになって、他の大勢に影響を与えたらいいんだし。
 結婚して不倫でガス抜きなんて生活がくだらないって考えの方々は、もっとすばらしい生き方を実際に生きて、不倫主婦なんかの生き方をみすぼらしく感じさせるぐらいになったらいい。

ゲイたちのお話がすごく面白かった。結婚相手としての条件なんかでは男を選ばず、性的魅力が最優先。それはそれで問題があるらしいけど。「東大卒とかエリートなんかゲイには全然人気ないよ。それよりは土方」とかケッサクなお話がいっぱい。

ほんとは道徳的にはイカンことなんだろうけどさ〜、今までの恨みつらみがあるからか、男への嫌がらせネタにキャーキャー喜んでしまうのな。

売買春根絶を主張する女性団体があるでしょう。そういう女性団体を批判する男たちがいるけど。 オヤジどもの反論の中にはイヤな感じのが確かにある。男の身勝手な都合ばっかり言っている感じがしてな。

それを判別するためか、女性たちが反論として「じゃあ、あなたは、自分の奥様や彼女が売春をしても構わないのですか?」と絶叫するのがいるけど。そんなバカな発言、ちょっとでも頭のいい男性からは徹底的に論破されまっせ。例えば『売る売らないは私が決める』でも論破されています。

 法律での規制を設けることと、自分の立場とは又別の問題です。

 ある老弁護士が言った
「昔は、不貞罪というのがあってね。戦後、その法律は廃止されたけど。ある大企業の顧問弁護士の面接を受けに言ったら、お偉いさんが『不貞罪についてどう思うかね』って。わしまだ青かったから、そのお偉いさんの望む通りの応答なんて読まずに、先生の理想論をそのまま言ったんや『まだまだ妻の立場が弱いし、不貞罪は妻にばっかり不利です。妻は夫に浮気されても夫と別れたら生活でけんから耐え忍ぶばっかりゆうのんばっかりです。夫を不貞罪で訴えたりなんかしたら生活できんようになるから耐え忍んでいるのばっかりで。それでいて妻は中々浮気できんし。夫が訴えるのは割と楽にできるんだし。不貞罪がなくなっても、まだまだ世の中での妻の立場は不利なぐらいです』。そしたら、そのお偉いさんの顔がこ〜んな顔しおってな」って笑った。
 その老弁護士だって、不貞罪の廃止には賛成でしょうけど、でも自分の妻が浮気するのは許せないでしょうけどね。

 私は黒人とはセックスしたくない。
 身体障害者とはセックスできないし、身体生涯者を産みたくはない。
 かつて、アメリカでは黒人とのセックス禁止法案とか、欧米でも日本でも身体障害者とのセックス禁止法案とか、断種法(身体障害者への不妊手術の強制)とか、妊婦の事前の検査による障害者のある胎児の中絶の強制とか法律があったとか。

加藤秀一研究室
→「<優生学とジェンダー>年表」18C-19001901-19301931-19451945-2002
 
 私自身の意見としては、自分はやりたくない。でも他人様が黒人とセックスしたり子供を産んだり、身体障害者とセックスしたり子供を産むことに関しては容認します。国家権力が国民の性への法的規制、不妊手術や中絶の強制することなんかには反対です。そういう立場があってもいい。

 

『週刊金曜日』1999年7月16日号 での、「「ピル解禁」へのもろもろの疑問」東京都豊島区 佐藤禮子 短大講師(60歳)
【(16) 推進派の女性たちが「私は飲まないけど、中絶を繰り返すような人にはピルは必要なのよ」と言うのをどう考えるか。】

 いいじゃないですか。自分はやらない、やりたくないことでも、他者がやることに対してはその権利を尊重すべきことです。ただ、お上が規制し、国民の選択肢をせばめることがいやなのね。

 夫婦別姓反対反対論者が「夫婦別姓に関するアンケイトには偽りのデータまで含まれています。『自分は結婚しても別姓は選択したくはないけど』なんて言う方々がいるんですよ。こんなのまで賛成ということにしていいのか!」
 いいじゃないですか。

 私は売春したくなんかない。それでも、売買春の合法化には賛成。そういう立場があってもいいし。

 

 

そうじゃないんだ。

「じゃあ、女がホストに金を払ってセックスしてもらうのも、肯定できますか?」
「男の性の商品化が不快でも我慢できますか?」って質問をしてみたら?

その答え方次第で、バカオヤジと、首尾一貫している男との違いが判別すると思いますよ。

 

「女だって、男の性の商品化の客になっていい」
 これを明言化した男性。
松沢呉一(ライター →彼の主張を読みたかったら年会費1万円でメルマガに応募して)。
匠雅音(建築家、ライター HP)。
首尾一貫しています。

 宮台真司(大学教授)も、たぶん「女だって、男の性の商品化の客になっていい」じゃないかなあ? 未だ明言したのは知らないけど。

「性的サーヴィス提供者の女性の人権のために、警察による恣意的な逮捕摘発じたいはなくし、彼女たちのためにこそ完全合法化せよ」
田崎英明(大学講師、HP)。佐藤悟志(HP)。日比野真(HP)。
 彼らは「女もホストの客になってもいい」って考えかどうかは未だ分らない。
 まあ、彼らは買春客を肯定しているのじゃなく、まずは売る側の人権が重要なのだから。
 男性客向けに性的サーヴィスを売る女性だけチヤホヤし、それでいてゲイ客や女性客向けに性的サーヴィスを売っている男性たちには超冷酷で否定で「逮捕やむなし」って二重基準だったら問題だけど。そこまでのバカオヤジ的な二重基準はないとは思う。


「女も男も性の商品化反対」「性の商品化の客になるのは、男も女も反対」
ポルノ・買春問題研究会
中里見博(大学教授)。森田成也(大学講師)。成相明人(カトリック神父 「フネマ・ヴィテ」HP主催)
 首尾一貫しています。




男女の二重基準
ずっと昔、大橋巨泉が司会のTV番組『こんなものいらない!』で、ある回の特集が「美少年」
これがオヤジの醜い二重基準でウンザリした。
ゲストがオスギとピーコ、それと大橋巨泉の友人らしい女性(誰か知らないし忘れた)。
その女性が「男は金よ。金がないのは首がないのと同じ」とか言って、大橋巨泉はホクホクうれしそうな顔。
オスギとピーコは公平で「女性だって若さくてルックスのいい男性がいいっていうのは同じよ。容姿でキャーキャー言うのはしょうがないでしょう」
最後の締めに大橋巨泉が「美少年崇拝のせいで、男が整形に走ったら悲劇でしょう。産まれてきた子供が『なんどお父さんと僕の顔は似ていないの?』なんてことになったらどんなに哀しい思いをするか」
オスギとピーコ「それはもうもちろんそうですよ」って同意。
同意することか?じゃあ、逆にあんたは女性の容貌で差別される哀しさに配慮できるのか!


容貌での崇拝と選別で哀しい思いをする問題は確かに重要だけど。それってないんじゃない?

「性的エゴイズムと選別は、男女お互い様」とするか。
「性的エゴイズムと選別と差別は、男女ともなくしていくべき」とするか。
どちらかでしょう。

 NPO法人「10代の性行動の危機を考え行動する会」HP
理事長は富永国比古。
女子の非行の特徴

1. 男子では性非行は1つの通過儀礼エピソードの意味しか持たず、その行為自体が人格形成上、重大な障害になることは少ない。これに対し女子の性非行では、それ自体が「PTSD(心的外傷経験)」となって、人格形成上、後々まで悪影響が及んで、心身の健全な発達を根底から狂わすことがある。

彼が影響を受けているアメリカの政治勢力では、男女とも禁欲! 結婚まで童貞を守る。例え夫婦間でも、避妊(コンドームすら)も中絶も一切禁止! 婚姻外セックス一切禁止! 童貞と処女が結婚し浮気も一切ダメ! ある意味すごい。
でも彼は、女性にのみに厳しい抑圧をもたらす二重基準ですね。


外山恒一 HP「ファシズムへの誘惑」

彼の主張には、私はずいぶん参考にさせていただきましたし、影響を受けています。彼の文章をもっともっと読みたい。
でも前々から薄々と感づいてはいましたけど、彼の最大の弱点は、女性だなと思っていたけど、ついにその本性を露骨に出しました。
彼は女性が怖い。それでいて悪い意味でマッチョでプライドが高い。九州男児だなあ。
10代少女が欲望の対象。昔は、中学生とやったことを征服欲を満足させながら自慢げに書いていたのに。今や、10代少女のセックスに脅威を抱いて規制しようとしている。心の傷が深いから露骨に「10代の少女」とは書けずに「未成年」と書く。
アメリカでは、男にも結婚まで童貞を守るようにという教育がものすごい勢いで勢力を伸ばしています。童貞の誓いをたててシルヴァー・リングをつけ、結婚まで外さないって。
でも彼にとって、まずは若い女性の性の抑圧こそが重大で、若い男の性の規制はあくまでもそのついでだから本気じゃないな。

彼の政治的主張で、確信犯的に男女の二重基準を明確に打ち出していますね。
それと、同性愛者への矯正を主張。


 現在おこなわれている「男女共同参画社会」を推進するような政策はすべて否定される。
 女性の「社会進出」は困難であるべきである。ファシズムは個人を尊重し、例外を認める思想であるから、ファシスト政権下でそれはただ「困難」となるだけで、「不可能」となるわけではない。
 男性は、動物として女性よりも不完全であり、人為的・制度的に優位においてゲタをはかせなければ、女性との対等な関係は築き得ない。また、男性が平均的に女性に比して観念的であるのも動物としての不完全さゆえであり、それが結果として、政治や文化などの領域における男性の優位を必然化する。
 性道徳においても女性が「解放」されることは、男性側の萎縮を生み出す原因となり、男性の恋愛恐怖、性行動の躊躇の現象が拡がって、婚姻関係成立の困難や少子化を結果し、つまり家族共同体の崩壊を加速させるから有害である。

 同性愛は、おそらくは幼少時の性的アイデンティティ形成の何らかの理由による失敗に起因する、精神病である。命に別条はないから必ずしも直す必要はないが、病気なのだから直した方がよいに決まっている。希望者のための治療法の確立が、国家の責任で追求されなければならない。同性愛自体を犯罪とはしないが、同性愛を「正常」なものとして社会に認知させようとする言論や運動は、やはり家族共同体の再建・維持・防衛の見地から有害であるから、犯罪とする。

未成年者への政策

 未成年に携帯電話やインターネット環境を与えることは、現在の酒やタバコのように、禁止される。



 性は公然と解放されるべきではなく、その楽しみは大人のものとしておくべきである。性教育は、年少者の性が乱れきった現状への対処として、過渡的な必要悪として政策化される。


売買春への政策

 売春を国営化し、売る側、買う側ともに安全な産業とする。売春婦は家族共同体への参加を制限される代わりに税負担の減免などの特権を与えられ、また準公務員としての社会的地位を保障される。民間での組織的売春は、買う行為も含め犯罪とする。


私は全く同意できませんが。

並みのフェミニストなら「女性差別よ!」「この女性差別者が!と軽蔑します」「男女平等でなくては」と言うでしょうが。
人権派や反差別運動家も同じ論法で攻撃するでしょうけど。
でもこういうやり方じゃ、全く実効性がないんですよ。
「差別をなくしましょう」「平等にしなくては」では、人々の心をうちません。


匠雅音のまさに傑作の主張を紹介しましょう。
匠研究室の掲示板

なぜ、男女平等か 投稿者:たくみ 投稿日:2008年 3月28日(金)13時54分3秒

 小谷野敦さんが、なぜ男女不平等は許されず、男女平等でなければいけないのか、に答えられないように、男女平等を旨とする人たちも、男女平等でなければならない理由を答えられません。
 男女平等を主張しながら、なぜ? と問われると答えられない。それでも、男女平等が正しいのだ、と言うから、もう信じていることのオーム返しにしかすぎません。
 本サイトは、なぜ男女平等かを、あちこちに書いていますので繰りかえしませんが、理由なしの男女平等の主張は、思想の押しつけです。押しつけとなれば、あとは多数決で決めるという小児行動。残念ながら、これが我が国の男女平等論の現状なのでしょうね。

 小谷野敦さん、なぜ男女平等か、考えてください。



私は別に外山恒一を論破しようなんて思いません。

他の男性たちを味方にするほうがいいや。

外山恒一は「男は」って書くけど、それがまず間違い。同じ男性でも立場によって全然利害関係が違います。思想が全然違います。

私なりの戦略だけど。
まずは、男性を立場や思想でいくつも分類する。
そして、それぞれに、ある社会システムAでは、こういうメリットがあり、そしてこういうデメリットがあると具体的に淡々と列挙する。そして別の社会システムBでは、こういうメリットがあり、そしてこういうデメリットがあると具体的に淡々と列挙する。こういう方法論の提示で、特定の男性たちをかなり説得できると、私はにらんでいます。

女性が性の抑圧、経済的に自立できないことで損をし、女性の自立や解放で得をするのが、まずよく目立つのがホストやナンパ男。
とはいっても私、ホストやナンパ男を味方にしようなんて思ってないよ。
愛しきは、オタク男性たち。
愛しきは、もてない男性たち。孤独な男性たち。
愛しきは、ゲイ。

もてない男性で、ニコニコ笑いながら「僕もてないけど。でも小谷野敦を読んだけど、全然共感できんかったよ。すぐ古本屋に売ったよ」って。希望の星よ。

外山恒一の政策は、性的貧困層の男性たちの目先の苦痛をそらすだけでしかない。
根本的にはムダ。
それどころか逆に、性的貧困層の男性たちへの過酷な抑圧状況を加速しさらに苦しめるだけだと私は思いますけどね。

マスコミ商業主義で、恋愛の商品化で、不器用にも落ちこぼれる男女たち。
トレンディ・ドラマの主役たちみたいな関係、クリスマスにはドラマみたいなイヴェントができない男女たち。
そういう階層に対しての慰撫になるか。ならない。

彼にとって、未成年の性の乱れで、一番関心があって標的なのは、若い女の子なんでしょ。
若い男の子は、ジャニクソタレントが若い女の子から熟女まで殺到してやりまくってはいるけど。でもほとんどの男の子がそこまで乱れられませんしね。ややこしいけど。女が若いのからババーまで、若い男の子に一極集中し性を享受できるかといえば、まだまだそれほどのパワーを持ってないのがほとんどですからね。
若い女の子の性への嫉妬。若い女の子とやりまくれる一部の例外的な若い男の子への嫉妬。今、若い女の子とやれない男たちの嫉妬がすごいよ。

女性でも、若い女の子の性を規制しようという勢力はたくさんいます。「ピル解禁反対」っていうのがそう。
自分は性の楽しみも知らず、ただただ若い女の子に夫が浮気されるかもって妻たちの不安と嫉妬。若い女の子と比較対照され罵倒嘲笑されるだけの女性たちの嫉妬。
若い女の子の性を規制したい男性達は、そういうババーどもも味方にするか。

今まで性的貧困層の女性たちが、性のことで苦痛を感じてきた。
中には、若い女性たちに重りをつけ、男性にも性的清貧を要求してきた。「ピル解禁反対」「18歳未満とのセックス禁止の淫行条例」「性風俗の規制と絶滅」「不貞罪の男女両方とも処罰規定」「婚姻外セックス禁止」
でも私は、そんなのなんかじゃなく、性的貧困層の女性の解放を目指し、もてない女性たちはホストに金払ってセックスしてもらってもいいと思ってますよ。

性的貧困層の男性達が、他者の性の享受に傷ついているのも大勢いらっしゃるでしょうけど。
女性に純潔教育と婚姻内のみのセックスと性の規制と管理をしたら、極一部特権階級男性による女性の性の寡占化を生じさせます。
女性たちに結婚まで純潔を守り、結婚の条件で男を選ぶようにとさせると、結婚の条件が良くしかも性的魅力のある男性の寡占状態になります。女性に男性はオンリーワン・フォーエヴァーという考えだと、社会的強者のある男性の寡占状況になります。
昔は、社会的弱者の男性たちは、性的に飢餓状態だった。無残な娼婦に高い金を払うしかなかった。そして社会的強者の男性ばかりが次々と妻を交換したり、高い金で若くてキレイな娼婦の客になれた。十何歳か処女の水揚げもできた。
女性の性の解放の肯定があったからこそ、結婚を前提にしない快楽のみのセックスを享受することの肯定があったからこそ、独身女性のセックスの肯定があったからこそ、社会的には弱者の男性たちでも若くてかっこいい男性たちなら若い女性たちとの性の享受の機会が拡大された。

これを知っただけでも分かるでしょう。同じ男性でも、立場によって全然利害関係が違うということが分かります。

外山恒一【性道徳においても女性が「解放」されることは、男性側の萎縮を生み出す原因となり、男性の恋愛恐怖、性行動の躊躇の現象が拡がって、婚姻関係成立の困難や少子化を結果し、つまり家族共同体の崩壊を加速させるから有害である。】

いいえ違います!
結局は、社会的強者の男性たちばかりがいい思いをするばかり。そして社会的弱者の男性達の性が貧困になるの加速するばかりですよ!

男性でも、立場によって利害関係が全然違います。
外山恒一は、個人の痛みを全日本人男性へと。
男性だって、立場によって全然利害が違うのに。
個人で解決すべきことを、全日本の政策へと。
外山恒一は、自分が女性の性、若い女の子の性の解放に恐怖と憎悪をいだいている。
あなた個人がそうだと言えばいいものを。それを「全男性」もそうだと拡大解釈している。
バカフェミと同じですね。バカフェミは「女は」というけど、「私は」と言う様にしなさい。
外山恒一も「男は」と言わず、「私は」と言う様にしなさい。



同じ男性でも、立場によって利害関係が違うこと


★ 結婚の条件のいい男性で、しかも性的魅力があり、若いころからいい女とのセックス体験豊富だという性の市場における超スーパーエリート。
彼らなら、女がどう変化しようが全然痛くも痒くもないし、いくらでも対応可能ですが。
後はどういう思想をもつかで違いますね。

★ 結婚の条件が良く、でも性的魅力のない男性。
エリート層にはこういうのが多い。だって若い貴重な時間を勉学やキャリアを積むことに時間を注いできましたからね。性的魅力基準を磨き上げる余暇がなかった。
でもそういうので医者や弁護士や政治家になったやつが主流派メディアでの発言権を得られるから「ピル解禁反対!」「未成年にピルを禁止しろ」と主張するようになるのですね。大メディアには、エリートの主張はそれなりに取り上げられますが。そして非エリート層の主張は冷遇されますが。
でも仮にも一流メディアで取り上げられる識者の意見として、「もてる男/もてない男」の二分法では取り上げられにくいですね。
だから、エリートだけど若い女の子との性に恵まれずに嫉妬している男性や、正妻だけど性的貧困で若い女の子に夫を奪われるかと危機を感じているようなエリート女性の意見が取り上げられるのが多くなります。

★ 結婚の条件が良くないけど、でも性的魅力のある男性。
昔は、こういう男性達はなかなか厳しかった。昔に比べて女性の性が解放されてきたから、救済されてますね。それと女性が経済力を持ち個人化できて性が解放されると、最も恩恵を得られる層です。最も極端で分かりやすい例がホストやナンパ野郎でしょうけど。
ナンパ野郎は、いくらでもタダで若くてキレイな女とやりたい放題。ロックミュージシャンが「貧乏だけど、女には不自由しないな」
さらに女が経済力と自立と性的自由を得ると、男に金を払うのまで増えてきます。ホストにとっては大助かり。
ナンパ野郎やホストだけじゃない。昔に比べて独身女性が処女を捨てるのが増えてきたけど。処女性への憧れを捨ててたら、そのほうが生きやすいなと思う男性が現に増えてきています。処女との結婚なんて夢見ないと、こんなにも生き方が楽。唯一絶対じゃなくてもいい、ワン・ノブ・ゼムでもいい。「俺は大勢の女性を楽しむけど、女性たちだって大勢の男を楽しんだらいい」 
ホストやナンパ野郎以外の男性でも、どういう思想をもつかで全然違いますね。

★ 結婚の条件が良くない、しかも性的魅力のない層にはどうか?
これも割り切り次第ですね。どういう思想を持つかで、違います。

性の解放は、性的貧困層の気持ちに配慮がなければ、性的貧困層からの怒りを買います。
性的貧困層でも、性の商品化の客になればいい。性の商品化の肯定をし、売買春を全面肯定しましょう。昔のポルノはたいしたことない、ブサイクやおばさんだらけで選択肢もないし、それでいて高かった。でも今や、いい人材が続々参入してきて、競争が激化してきた。たくさんある商品から選び放題になってきた。又、風俗も同様。


性の商品化の否定こそが、極一部特権階級男性による女性の性の寡占化を生じさせます。
男だって、性の商品化の肯定があるからこそ、性的貧困階層にまで、多くの選択肢からそこそこの値段でグレードの高いいい女との性を享受できる。



性の規制の強化は、社会的弱者や性的貧困層にとっての目先のウサ晴らしにはなるけど 結局は苦痛を加速させるだけ



★ 一夫一婦制の強化。婚姻外セックスの全面禁止。

こういう政策は、もてない男女の目先のウサ晴らしになるけど。

 「美男美女スターふしだらなセックスで逮捕!」
そうなるとザマーミロって爽快かもしれないけど。
でもこれって、かえって、もてない男女、社会的弱者の男女を、さらに性的に抑圧し苦しめる結果になります。

もてるわ、金と地位があるわ、自由業だわと揃っている男女は、何度も結婚を繰り返したらいいんだし。
女でさえ、何度も結婚をするのが現に実在します。
大女優エリザベス・テーラーが「性と結婚を絶対一致させるべきという道徳に準じました」って、結婚8回ぐらいしたか。それら以外にも、婚約したけど、彼女の浪費ぶりについていけなくて婚約破棄した男性がいたとか。婚約者もいれたらさらにすごいか。ラナ・ターナーが8回。ザ・ザ・ガボール9回。山田五十鈴も結婚暦5回か。その他、大勢。

彼女より若い世代の女性文化人が「エリザベス・テーラーなんて怖くない」って文章を書いたとか。「今の若い世代の女性で解放されているのは、もっと男性遍歴がすごい」って。つまり、女性に婚姻内セックスのみの純潔教育の時代では、大多数の女性が結婚まで処女を守り、生涯夫一人だけですからね。でも新世代の女性たちは、独身女性でもナンパしてセックスしたり、結婚の条件と恋愛と思想とが一致する男性に巡り合えなかったら独身のまま年を取りナンパセックスでもいいって。

さらに男性だともっとすごいですよ! 
いい男で社会的成功者で自由業だと、結婚を何回もするのがたくさんいます。再婚をするたんびに若い女になるという例が現にたくさんあるでしょう。70なっても80なっても、何十も年下の女性と結婚して子供を生ませることが可能ですからね。
映画スターの結婚記録の最高記録が、アル・ラッシュ・ラルーの10回とか(誰?知らなくって調べたら、Lash La Rue 1917〜1996 かつてのB級西部劇スターとか。日本公開作品は全然らしい)。
年とってから何十も年下の女性と再婚をした有名人といえば。
ロマン・ポランスキー監督が70代なっても30代女性と結婚して子作りしたり。
ウッディ・アレン監督が何度も結婚をして、年取ってからも何十も年下の韓国系アメリカ人女性と再婚して子供をうませたし。
クリント・イーストウッドも何度も結婚して年とってからも何十も年下の女性と再婚して子供できたし。
ミケランジェロ・アントニオーニ監督もが70代なっても30代女性と結婚して。
俳優クラウス・キンスキーが何度も結婚して70代で10代のベトナム少女に子供を生ませたり。
俳優トニー・カーティスが何度も何度も結婚して40も年下と結婚。
歌手トニー・ベネットも。
確か80代で何十も年下の女に子供を生ませた有名人もいたなあ。
歌手ビリー・ジョエルも50代なっても結婚3回目で20何歳かの女性と結婚したり。
日本の権力者で80代で10代のお手伝いに子供を生ませたり。
俳優ケーリー・グラントが何度も結婚歴があり、年取って60代で30代女性と結婚して「子供がどうしてもほしかったから若い女性と結婚しました」って。

そういう点が女性に比べて男性の恵まれているとこですね。女性は、年取ると妊娠出産が厳しくなりますからね。だからこそ、女には結婚の脱構築化の問題が必須になるのですね。恋愛とセックスと結婚の脱構築化はどうにかできるようになりました。でもまだまだ結婚と妊娠と出産と子育ての脱構築化は日本ではまだまだです。欧米では、すすんでいてかなり参考になりますが。女は年取ったら、結婚と出産なんて考えずに若い男の子に金で援助交際してもらうのも一考かと。

ノエル・カワード(ゲイの作家)の戯曲『私生活』は金持ち男女が結婚したり離婚したり又再婚したりのドラマ。欧米のドラマで、男女が何度も結婚するのが結構あるね(メイ・ウエスト主演『セクステット』)。

ほとんどの女性たちが、処女のまま、結婚の条件で男性と結婚相手を選ぶことになり。結婚の条件が良く、しかも性的魅力もあるだなんてナカナカいなくて。だから性的魅力を度外視して結婚の条件のいい男性と結婚してそれで一生を終えるしかなく。美男とのセックスだなんて全然縁遠い話で。しかも結婚が長くなると飽きがきてセックスレスになり。妻は夫に飽きられたらセックスレスなのに、夫には浮気の機会が多いのでただただ浮気におびえて。
でも美女のスターやセレブは美男でエリートとそろった男性と結婚し、何度も何度も結婚して、年取っても再婚の相手がひきをきらずにいて。
ただただ、ただただ自分の惨めな立場に比べて、美女セレブのすごい立場に惨めな思いをするだけで。

男性だって、そう。ほとんどの男性が性的貧困を加速するだけです。
婚姻外セックスを規制し、女性の経済的自立を規制すると。
男性一人ずつに処女妻が分配されやすくなるか?
昔の日本みたいに、鎖国してその日本国内でも細かく藩に別れて厳しく関所を設けて人の行き来を規制し、情報統制ができるのならいいですが。今みたいに開国していて日本国内でも人の行き来が自由で都会化していてハイテク機械の個人所有ができて情報社会では、困難ですよ。
もし仮に鎖国して、細かく地域を分割して関所を設けて、ハイテク機械の個人所有を厳しく規制して。それどころかかつてのアラブ諸国のイスラム教文化圏やアジアの例えばベトナムとかみたいに女性を文盲にして読書一切禁止にして。厳しい情報統制をして。女生徒には口頭で男性に都合のいい純潔教育のみにして。婚姻外セックスを規制し、女性の経済的自立を規制するとかの政策をして、女性には純潔教育と花嫁教育しかできないように洗脳して、処女と結婚できても。
ほとんどの男性達は結婚の条件で女性を選ぶしかなく。そうなったら、親の言うことはよくきくけど、退屈な女性がほとんどで。
一生、その妻だけで終えるか。男の人のほとんどが「一生に一度だけでもいいから、キレイな女性とセックスしたい」と願っても困難で。退屈な女と終えるしかなく。

私は出会い系をして知ったのですが。私は既婚者とは絶対ゼックスしない主義で、プロフにもキチンと事前にそう明言していますが。既婚者からのメールには「私は既婚者とは絶対セックスしない主義です。セックスなしの交際なら構いませんがそれでもいいのなら」とメル友をたくさんしましたが。20代後半の容姿端麗な既婚者がメールで「もう何年もセックスレスだ」って。30代、40代前半の既婚男性たちでもう何年もセックスレスになっていて出会い系で女性に自分からたくさんメールしてもほとんどダメだって。登録している男性の数に比べて女性の数が圧倒的に少なすぎますからね。

それと既婚男性が婚姻外セックスしたくても、困難ですよ。女の性が抑圧されているから、性の市場における女の性の流通と循環が阻害されていますからね。
逆にゲイ同士の話が参考になりますが、ゲイは独立していて、ゲイ・コミュニティ内部では性の解放が進んでいるから、ゲイ同士が気軽にナンパセックスが簡単だから性の流通と循環がいい。
出会い系でも、女の性が抑圧されているから、女の数が圧倒的に少ない。
性の市場でも、たいしたことない女でも超高額。

何度も何度も結婚、離婚、再婚を繰り返せるのは、よっぽど恵まれた階層の男性か。それか下層階級の低脳か。再婚するたんびに女が若くなりキレイになるなんてのもいるけど、よっぽど恵まれた男性です。
それか特権階級の男性は、婚姻外セックスをしても、警察から逮捕されないようになるように裏のガス抜きシステムができますね。逮捕されるのは社会的弱者ばかり。

守るべきものの多い階級は、ただただ不満をつのらせるだけ。

男性だって、「処女でなくてもいいから。一生に一度だけでもいいから、すごいいい女とセックスしたい」という思いの男性だって大勢いるでしょう。ワン・オブ・ゼムでもいいからと願えば、それだけでも機会がひろがります。金で一度だけでもいいからとお願いしたらいい。「ふしだらな性」の肯定があるからこそ、社会的弱者や性的貧困層だって救済されるのですね。



 婚姻外セックス全面禁止! 離婚禁止!にしたら、もてない男女は救済されるか?


かつてはカトリック教の本拠地イタリアとかインドとかイスラム教文化圏のアラブでは、離婚禁止だったとか。婚姻外セックスを禁止し、離婚・再婚も完全に禁止したらいいか。

美男美女スターや金持ちで社会的地位があって自由業でって連中が、何度も何度も結婚→離婚→再婚を繰り返し、再婚のたんびに再婚相手が若くルックスがよくなるようなのがいて。そいつらに嫌悪感を抱いていて罰してやりたいと思ってて。婚姻外セックス全面禁止! 離婚禁止!なんて政策をしたらどうなるか。
享楽的な連中が規制されてザマアミロか。

いいえ。一見、享楽的な連中への規制するように見えて、結果的には社会的弱者や性的貧困層の過酷な抑圧状況を加速します。

婚姻外のセックスの肯定があるからこそ、独身女性の快楽のセックスの肯定があるからこそ、「いい女と、処女でなくてもいいから、唯一絶対で永遠の愛で結婚できなくてもいいから。ワン・ノブ・ゼムでもいいから」とわりきれば、結婚の条件の良くないいい男は、それだけいい女との機会が広がるのに。出会い系でお互い割り切った遊びもできます。それどころか性的にイマイチくんでも、「ワン・ノブ・ゼムでもいいから」と割り切れば、それだけいい女との機会が広がります。金を払ってセックスしてもらってもいい。
性の規制は、性の商品の享受も困難となり、選択肢が充実していないわ、たいしたことないわ、それでいて超高額になるわ。昔はポルノはブサイクなおばさんばかりのくせに高かったけど。ポルノの肯定があるからこそ、いい女が大量に進出してきて、高い値段だけどいい女ばかりという状況へと発展してきたんだから。モテナイクンでもモテナイチャンでも、割り切れば、性の商品化を享受して感謝したらいい。

女だってそうでしょう。
社会的強者の男性たちがやりたい放題しているのに腹たっても。男や他の女性たちの性を規制するのじゃなく。女性だってパワーを身に着けて自由になって性を楽しめるようにしましょう。

女だって立場によって、思想によって全然違う
★ 貞淑な正妻の座の権利強化 ふしだら男とふしだら女の規制強化
★ 女性の性的自由


買春する女は革命分子なのです


女が男に金を払って客になる。
男が男に金を払って客になる。
外山恒一は、まだその件の政治的政策は書いていない。

「売る女を共同体から隔離管理」とは主張していた。
では、売る男は? 
売る男も隔離管理か?
これは困ったことになりましたね。
「客=男 売る側=女」という想定だけで、「売る側の女を隔離管理」と政策規定していましたが。
もし仮に「売る男も隔離管理」と政策規定したとしましょう。
女の客になる男は、共同体にしてもいいってことで。女の客になる男はOK。
で売る男の客になる男もOKで。それとも男の客になる男は同性愛者だから、共同体から排除か?

じゃあ、客になる女は、共同体にそのままいてもいいってこと? あらあ〜困ったことになりましたね。矛盾が発生してきましたね(笑) 
じゃあ、客になる女も共同体から隔離管理ってことですね。
外山恒一からしたら、性的放縦な女のみを隔離管理したかっただけだから、客になる女性も隔離管理したいんでしょう。
つまり、未婚の処女と処女で結婚して生涯に男は一人しか知らないような全然不倫などしない貞淑な女性のみを共同体にいてもいいってことで。男に金払ってセックスしてもらうような女も不倫女も、共同体から追放ですね。それに独身女性でセックスするような女も共同体から排除ってことですね。
アラブや東南アジアのイスラム文化圏みたいな国々に、アメリカのユタ州のモルモン教文化圏みたいにしないといけなくなりますね。


かつて戦前の日本では、へんぴな隔離地域で過酷な隔離管理体制の公娼制度があった。売買春を必要悪として利用しながらも、売る女を特殊な女として隔離管理する方法が交渉制度で。売る女という汚らわしい存在をこの世からなくしてしまおうという運動が売春反対運動であった。
でも、男性客からしたら、労働条件の悪いとこで働かせれている公娼にはいい女が少なく、そんなのなんかより、フレッシュで初々しく素人っぽいいい女の多い私娼のほうに人気が集まった。売る側の女性たちだって、本業を維持しながら都会の一等地で自由に売る方法がいいから、いい女が私娼になるのを選ぶのが多かった。公娼制度下の業者や公娼たちは、警察による私娼の逮捕摘発を大歓迎し協力したらしいけど。いくら公娼制度があっても、警察が私娼を逮捕摘発しても、いつまでたってもキリがない。
そういう過去の歴史をふまえての批判なら、私なんかより松沢呉一が最高峰でしょう。

それだけじゃなく、本職を維持しながら副業として自分自身の商品化で稼ぎたいという方々もいるし。
それだからこそ、今度は逆に性の商品化から一般職への転職もしやすくなるのですね。
過酷な隔離政策のもとだと、今度は性の商品化から一般職への転職が困難となります。
隔離政策をなくすと、普通の中流階級以上の花嫁候補としてふさわしい女の子達が性の商品化へと流れる率も増えるでしょうけど。それぐらいいいじゃない。そんなことよりも、逆に性の商品化から一般職への転職が容易になれるほうが大切では。

私自身、客になるなら、本職を維持しながら副業として自分自身の商品化で稼ぎたいという方々そういう階層の男性たちがいい。

性を隔離管理するような共同体 清潔な貧困でしかない。性と共存共栄できる性的におおらかな共同体こそ大切。
元娼婦と結婚してもいいって男性たちだって大勢いらしたことぐらい想像がつきます。元ホストと結婚してもいいって女性だって大勢いるでしょう。それどころか、妻が現役風俗嬢でもいい。夫が現役ホストでもいい。ゲイで、売り専同士が恋人になっているのまで実在します。

外山恒一は、個人の痛みを全日本人男性へと。
男性だって、立場によって全然利害が違うのに。
個人で解決すべきことを、全日本の政策へと。
外山恒一は、自分が女性の性、若い女の子の性の解放に恐怖と憎悪をいだいている。
あなた個人がそうだと言えばいいものを。それを「全男性」もそうだと拡大解釈している。
バカフェミと同じですね。バカフェミは「女は」というけど、「私は」と言う様にしなさい。
外山恒一も「男は」と言わず、「私は」「私は」と言う様にしなさい。



それと性教育ですが。
アメリカの例。
『論座』2007年3月号より、町山智浩「性教育の名のもとに推進される“文化の転換”」「アメリカ絶対禁欲教育は未成年の妊娠・出産率を押し下げてはいない」
これはご一読をお薦めします。

「絶対禁欲教育」でのイヴェント「シルヴァーリング・シング」
10代の少年少女に婚前交渉を拒否するよう教える。参加した若者達は純潔の誓いの印として銀の指輪をはめる。結婚式まで配偶者と指輪の交換をするまで決して外さない。アメリカのすごいところは、少女だけじゃなく、少年まで!
「SILVER RING THING」HP
調査によると、誓いを破る若者の率が88%以上と高いこと。誓いを破る期間は、平均18ヶ月とか。誓約者が誓いを破ってセックスをした場合、非誓約者よりもコンドームを使わない率が3割も高いこと。絶対禁欲教育で「コンドームは役立たずだ」と教えられたからだとか。

保守的な田舎町の少女が、公教育では絶対禁欲教育がされているけど、仲間の少女達が避妊の知識もないままセックスをして妊娠し中絶もできないから人生を棒に振る例を知り、公教育で絶対禁欲じゃなく、避妊の知識も教えるように政府に訴えた。最終的には、避妊教育は得られなかったけど、彼女は将来政治家を目指すって。ドキュメンタリーとしてとりあげられた。
「THE EDUCATION OF SHELBY KNOX(シェルビー・ノックスの教育)




愛しきはゲイ

ゲイの性の享受

女性たちが、ゲイの市場の男性の商品化の蓄積をいただく

ゲイの性の解放の肯定こそ、女性の性の解放の肯定につながるのですね

ゲイの性風俗産業は、ゲイの性の解放と肯定の基盤
ゲイの性風俗産業を肯定しましょう

ゲイの性の解放で、ゲイの性風俗産業は商売が厳しくなってきた
私は、それも全面肯定します

女の性の解放の基盤は、男性客向けに女性たちが性的サーヴィスを売っていた性風俗産業
そこで働く女性たちを肯定しましょう

普通の女の性の解放で、性風俗産業の女性労働者たちの商売が厳しくなってきた
私は、それも全面肯定します