いかるが卓徳(たくのり) 福岡県大野城市議員 HP
批判
まずは十代女性の性への規制がある。
そのために、ピル反対を主張している。
低用量経口避妊薬ピルの販売に関する請願 昨年、低用量経口避妊薬ピルの販売が承認となりました。 マスコミ報道におきましては、このピル承認は世界の常識であり、 先進国では当たり前のことであるというふうな論調でございますが、 事実、欧米では、このピルの解禁から30年から40年たちまして、若い女性における死亡者が出ているという事実が判明しております。遺族は、「子供にピルを飲ますことを反対する親の会」というものを組織して、 政府や製薬会社に対し訴訟を起こしているという現実もございます。 |
「エコロジーと女性ネットワーク」吉田由布子 HP
『ピルの危険な話』
←その2次情報で、山下柚実 『SAPIO』(1999年5月12日) 山下柚実HP→『雑誌クリッパー』で読めます。
山下柚実 『サンデー毎日』(2000年3月5日) 山下柚実HP→『雑誌クリッパー』で読めます。
また、私どもピルという薬を見たことはありませんが、
これは毎日同じ時間に一定期間、順番に飲んでいくものでございまして、
1粒だけ、同じ粒を飲んでいくというものではございませんで、
次々に毎日毎日違う薬を飲んでいくということで、こういう薬は、10代の方には特に困難なものでございます。 そして、そのことから、欧米では逆に10代の妊娠中絶がふえているという現状もございます。 また、皆さんご存じのように、今日本の国の倫理上におきまして、 非常にこの性の倫理が崩れてきております。 この性の倫理を守る上におきましても、ピルの服用は成長段階にある10代の女性には処方をされないように、 また科学の厳正なる常識である公開の原則を守るために、 その添付書にピルの副作用などの危険性を明記する、 また医師が処方するときにはそれを説明するという義務づけをするということを、 各関係団体・政府にお願いしていただきたいという請願でございます。 以上、簡単ではございますが、補足説明を終わらせていただきますが、 どうぞ皆様方の賢明なる審議によりまして、この請願が採択されますようにお願いいたしまして、補足説明を終わらせていただきます。 ピルの報道は欧米で起こっております多数の死亡例などについて、ほとんど報告されておりません。 |
ピル服用者の妊娠率は米国では5%以上であると言われております。 また、アメリカの中絶届け出件数は、 人口比で日本の2倍以上で、ピル解禁は決して中絶減少にはなっておりません。 10代の中絶においても、日本も年々増加の一途をたどっておりますが、 それでも100人に0.8人、アメリカでは100人に3人近くが中絶をしております。 たとえ正しく服用していても、何%かに排卵があり受精してしまうというのが現実であります。 |
★ これも、平田国夫医師からの2次情報
←rurikoが『ピルとのつきあい方』→「ピルについての賛否両論」で徹底批判なさっています。
私は反論を書くために、以下の資料を参照させていただきました。
『Ruriko's
the best』→ピルとのつきあい方』→『ピルには消極論もあるけれど・・・』 →『ピルを飲んでいれば避妊は完璧?』 |
「厚生労働省」HP→ 「経口避妊薬(OC)の有効性についてのとりまとめ」 |
「東府中病院」HP→「各種避妊法の避妊効果の比較」 |
ちなみに、3つとも、同じ資料を参照していましたよ。
出典 【Trussel J.Contraceptive efficasy. In Hatcher RAらContraceptiveTechnology:
Seventeenth Revised Edition.pp779-844
New York NY:Irvington Publishers,1998】による「各種避妊法使用開始1年間の失敗率(妊娠率)」
この文献では、妊娠率を一般的な使用Typical
Useと理想的な使用Perfect Useに分けて、記述しています。
たとえば、殺精子剤の一般的な使用では26%、理想的な使用では6%となっています。
この26%というのは何を意味しているかというと、殺精子剤だけを使って避妊した場合、1年以内に26%の女性が妊娠するということです。
妊娠率と避妊失敗率は厳密にいえば異なりますが、ほぼ同義語と考えてよいでしょう。
妊娠率26%はいうまでもなく、100人中26人は1年以内に妊娠するということです。】
【(注)避妊失敗率を表す指標は、Pearl Index(パールインデックス,PI)といわれます。
Pearl Indexは使用状況によって2段階表示となっています。Pearl
Index 9-25は、理想的な使用法で1年間に9%が妊娠し、一般的な使用で25%の妊娠率となることを示します。Pearl
Indexは一般名詞であり(R. Pearl
は故人)、調査者により異なります。下記表中には上記Trussell
Jの著著を用い、適宜他文献のPearl Indexを※で示すこととします。】
一般的な使用 | 理想的な使用 | |
無避妊 | 85% | 85% |
避妊しないでセックスしたら、1年以内で85%の方が妊娠するという意味ね。
一般的な使用 | 理想的な使用 | ||
ピル | 5.0% | ||
プロゲストーゲン単独ピル(ミニピル) | データなし | 0.5% |
日本では未認可 |
プロゲストーゲンとエストロゲンとの混合型ピル | データなし | 0.1% | 1999年から日本でも低用量混合型ピルが認可された |
殺精子剤のみ(発泡錠、ゼリー、クリーム) | 26.0% | 6.0% | クリーム形式のは日本では未認可 |
薬剤添加IUD | 0.1〜1.5% | 0.1〜2.0% | 日本では未認可 |
コンドーム | 14.0% | 3.0% | |
ペッサリー | 20.0% | 6.0% | |
リズム法 | 25.0% | 1〜9.0% | |
女性避妊手術 | 0.5% | 0.5% | |
男性避妊手術 | 0.15% | 0.10% | |
避妊せず(妊娠希望) | 85.0% | 85.0% |
日本で1999年から認可された避妊用低用量ピルは、プロゲストーゲン(黄体ホルモン)とエストロゲン(卵胞ホルモン)混合型だけです。
ミニピル(Mini-pil)は、プロゲストーゲン単独経口避妊薬です。混合型に比べてホルモン濃度が1/3 程度と低いことから、ミニピルと呼ばれます。エストロゲンが入っていないため、35歳以上の喫煙者や授乳中の女性など、エストロゲンを摂取できない女性も使うことができます。欧米では、ピル使用者の内、数%程度がミニピルの使用者と推定されています。混合型ピルよりは、避妊率は低い。日本では未だ認可されていません。
ピルの避妊失敗率が5%というのは、避妊効果の低いミニピルも含めたデータだからです。そのミニピルは日本では未だ認可されていません。
避妊失敗率のデータには、「一般的な使用(選んだ避妊法を使用しているにもかかわらず妊娠してしまった場合)」と「理想的な使用(選んだ避妊法を正しく続けて使用しているにもかかわらず妊娠してしまった場合)」との2つのデータがあります。
ピルの場合、「一般的な使用(選んだ避妊法を使用しているにもかかわらず妊娠してしまった場合)」では、飲み忘れ等の失敗があります。
「理想的な使用(選んだ避妊法を正しく続けて使用しているにもかかわらず妊娠してしまった場合)」でも失敗するのは、しょっちゅう下痢したり嘔吐したりして体内に吸収される前に排出された例とかもあるでしょう。
失敗はあることはあるけど、それにも関わらず、避妊法としては、他の避妊法と比べても効果が高いほうですよ。コンドームよりも避妊効果はすごい高いです。
コンドームが失敗率が14%だからって全否定することもないでしょうしね。アメリカのキリスト教団対では、婚姻内セックスしかダメでそれまで禁欲あるのみって主張していて、コンドームの失敗率をあげつらって全面否定しています。そのほうが一貫していることはしています。一貫している、筋が通っているというだけで、私は法律でコンドームの禁止とか規制強化とまでいくのには絶対反対ですよ。
いかるが様の主張は、ダブルスタンダードの使い分けじゃないでしょうか?
★それまで認可されていなかったピル、新参者への情報不足となじみのなさ
★女性が自分でコントロールするピルへの、女性のセックスへの憎悪と抑圧
だから、ピルだけを叩くけるんじゃないですか?
戦後から容認されたコンドームや中絶に対しては規制強化とか禁止とかを主張したら、いかるが様の政治生命的には厳しいところに追いこまれますものね(笑)!
「婚姻内だけのセックスのみ! それ以外のセックスを助長する可能性のあるものは全て禁止だーっ!」なんて主張は、表の獲得には厳しいものがありますものね。
また、ピルこそ最大の環境ホルモンとも言われており、
いつでもピルを服用すれば環境ホルモンレベルで自然界の数億倍とも言われる超高濃度の合成女性ホルモンに
卵母細胞は暴露されてしまうのです。 ピルをやめてから妊娠しても、その卵は過去に卵母細胞の状態で、毎日毎日何年間も、 最高では66億倍近くの超高濃度合成女性ホルモンの影響を受けることになるわけです。 その結果、胎児への障害の影響、これも大変心配されますし、 雄の雌化への大きな懸念も訴えられております。 副作用の問題として、イギリスでは過去10年でピル服用中に死亡した女性が100人以上に上り、 そのうちの8割がピルの深刻な副作用として知られている血栓症であります。 現在、ピルによる副作用とうたわれる死亡や重症例の被害者と遺族137人が、 製薬会社とピルを処方した医師に対し、訴訟を起こしています。 スウェーデンでも同じような訴訟が起きております。 |
「エコロジーと女性ネットワーク」吉田由布子 HP
吉田由布子、武田玲子 共著『ピルの危険な話』(東京書籍) 200年3月4日発行
←「エコロジーと女性ネットワーク」吉田由布子 HPの2次情報で、山下柚実 『SAPIO』(1999年5月12日)
山下柚実HP→『雑誌クリッパー』で読めます。
山下柚実 『サンデー毎日』(2000年3月5日) 山下柚実HP→『雑誌クリッパー』で読めます。
←「エコロジーと女性ネットワーク」吉田由布子 HPの2次情報で、新薬学研究者技術者集団(略称シグマ)の機関紙『新しい薬学をめざして』(1999年6月) 近藤和子『低用量ピルの危険性』
以前は、新薬学研究者技術者集団(略称シグマ)HPで掲載されていましたが、『ピルとのつきあい方』→『反ピル論の検討』で批判されてから、こっそり削除されました。
近藤和子論文【英国では'94〜'97年までの4年間で、50名がピルに関連した死亡としてあげられている。】
それに対して、rurikoが批判をしています。『ピルとのつきあい方』→『反ピル論の検討』
【なお、上記45ヶ月を含む1999年5月までの10年の期間、イギリスでピル服用中に死亡した女性は104人と伝えられています(保健省当局発表)。
たとえその死因の全てにピルが関係していたとしても、10年間で104人です。3年半の間に50人は多すぎるような気がします。】
【副作用の問題として、イギリスでは過去10年でピル服用中に死亡した女性が100人以上に上り、そのうちの8割がピルの深刻な副作用として知られている血栓症であります。】
「エコロジーと女性ネットワーク」吉田由布子 HP から得た情報でしょうか?
→「海外情報6」での
「10年間にピルを飲んでいた100人の女性たちがどのようにして亡くなったか明らかになった
(1999年5月27日、デイリーメール紙(イギリス)、医学通信員:Jenny
Hope)」から得た情報でしょうか?
服用中に死亡したからって、それが全部その薬品のせいとは限らないのでは? 血栓症は、白人の遺伝子の病だという説もありますしね。
日本では高用量ピルしか利用できなかったけど、約20万人の服用者で、これまで何人死亡したのでしょうか?
そのほかにも乳がんの増加、免疫力の低下、脳神経系の影響など多数の副作用があることもわかつてきております。 |
★ これも、平田国夫医師からの2次情報
←rurikoが『ピルとのつきあい方』→「ピルについての賛否両論」で徹底批判なさっています。
rurikoさんからの情報です。感謝します。
【カソリック原理主義者は、反堕胎・反避妊・反ピルで筋が通っています。カソリック原理主義から派生したのが、プロライフ運動。プロライフ運動はカソリック原理主義者を中核に含みながら、宗派色を表に出さないことで、「心情的プロライフ派」を取り込みつつあります。中絶経験者はいくぶんかは、プロライフ的心情を持っていますから。
日本の反ピル運動もプロライフ運動の影響下にあるのは明白です。
A Consumer's Guide to the Pill and other Drugs(2nd ed.)1997という本を見てみると、日本の反ピル運動の論理が、この本の受け売りに過ぎないことがよくわかります。参照文献のスペルミスまで引き継いでますから。そしてこの本を出したのがアメリカのプロライフ団体ALLです。日本の反ピル運動は、ALLとの関係は秘密なんでしょうか?
反ピルの論理だけ切り売りしようとすると、代替避妊法については明示できないというわけで。】
ALL人脈
John Wilks『 Consumer's Guide to the Pill and other Drugs(2nd ed.)(ピルや他の薬品に関する消費者へのガイド)』1997(ALL INC.) | オーストラリアの薬剤師。中絶はおろか、避妊は全て心身に悪影響を与えると主張。なんと、コンドームさえ、心身に及ぼす悪影響をあげつらって反対しています。 初版はオーストラリアのFreedom Publishing Companiy Pty Ltd.の支部TGB BOOKSで1996年10月に発行された。第二版は1997年10月にアメリカのAll Inc.で発行された。 反避妊、反中絶で、なんとコンドームさえ、心身に害を及ぼすと反対しています! |
「Fr.
Anthony Zimmerman's library」 Anthony Zimmerman |
カトリックの神父 アメリカのプロライフの団体「AMERICAN LIFE LEAGUE」HP の幹部 名古屋の南山大学 神学教授 |
『フネマ・ヴィテ』研究会ホーム・ページ 主催 鹿児島教区カトリック司祭 成相明人 |
成相明人『フネマ・ヴィテ』研究会HP →「目次」 →講演記録「避妊ピルの上陸を阻止しよう」1997年ロイド・J・デュプランティス博士が来日し、日本でのピル解禁反対の講演をしたとか。 |
ロイド・J・デュプランティス博士 「AMERICAN LIFE LEAGUE」HPによると、Lloyd DuPlantis, Jr., PD」「ルイジアナの薬剤師、およびアメリカン・ライフ・リーグ国際重役会のための薬剤師のメンバー」らしい。 反避妊の薬剤師の団体の会長 |
成相明人『フネマ・ヴィテ』研究会HP →「目次」 →講演記録「避妊ピルの上陸を阻止しよう」1997年ロイド・J・デュプランティス博士が来日し、日本でのピル解禁反対の講演をしたとか。 「japan-lifeissues.net」→「避妊」 「AMERICAN LIFE LEAGUE」HP→「life issues」→「BIRTH CONTROL」→「The Pill」→「The pill a human time bomb」 ↑発行の雑誌「Clelbrate Life」2001年5月/6月号掲載「The pill: A human time bomb」 「WONDERFUL DAYS」→「BIRTH CONTROL」→「Letter Of Lloyd DuPlantis, President Pharmacist for Life, Intl.」 「Catholic World News」→1997.10.10「Birth-control pill faces resistance in Japan」Anthony Zimmerman 記 「Fr. Anthony Zimmerman's library」→「JAPAN'S BAN ON THE BIRTH CONTROL PILL IS SOUND MEDICAL POLICY」1997年12月7日、日本でAnthony Zimmerman による取材記事。1997年30日〜12月5日まで東京、名古屋、長崎、福岡で「ピル解禁反対」講演会をしたとか。平田国夫医師、Shirayanagi Shimamotoなどカトリック僧たちの招きだとか。そして日本の厚生省へピル解禁反対の訴えに行ったとか。 「United States Conference of Catholic Bishops」→「profile」→「Issues Addressed」→「NFP forum」→1998年冬/春「Nagasaki Archbishop Blasts Birth Control Pill」長崎のShimamoto司教のピル解禁反対運動、平田国夫医師がLloyd J. DuPlantis作成の資料とJohn Wilks『 Consumer's Guide to the Pill and other Drugs(2nd ed.)(ピルや他の薬品に関する消費者へのガイド)』1997(ALL INC.)とを元に厚生省にピル解禁反対を訴えたとか。 |
平田国夫医師 平田眼科←愛知県 「春日井市医師会ホームページ」より |
愛知県の眼科医。カトリック教徒。 『使徒ヨハネ・ネット』 (主催は濱田洋一)→「命を大切に 中絶反対」 → 「ピルの問題」 『週間金曜日』1999年7月16日号でも「欧米で表面化した問題無視し、いまなぜ「解禁」か」って投稿を。(当時55歳) 2000年11月に、平田国夫医師のHP見つけた! ギャーッ!! ここでは正直にカトリック倫理で、中絶、ピル反対って。 |
吉田由布子 「エコロジーと女性ネットワーク」事務局 HP『ピル110番』 |
|
近藤和子 新薬学研究者技術者集団 シグマ (HP) の一員 |
平田国夫医師が、Lloyd J. DuPlantis(AMERICAN LIFE LEAGUEの幹部である薬剤師で、反避妊の薬剤師団体の会長)作成の資料と、John Wilks『 Consumer's Guide to the Pill and other Drugs(2nd ed.)(ピルや他の薬品に関する消費者へのガイド)』1997(ALL INC.)とを元に厚生省にピル解禁反対を訴えたとか。
反ピル本への反論
Edith Weisberg Director of Research Sydney Centre for Reproductive Health Research Family Planning NSW, Sydney, NSW |
The Medical Journal of Australia → Against the pill 和訳(のら猫の手) |
ruriko | 「ピルとのつきあい方」→ 「反ピル論の検討」 |
John Wilks『 Consumer's Guide to the Pill and other Drugs(2nd
ed.)(ピルや他の薬品に関する消費者へのガイド)』1997(ALL
INC.)に対して、The
Medical Journal of Australiaで、Edith Weisbergが批判しています。
【 乳癌と経口避妊薬使用との関連について、
Wilksは「若年女性のピル服用は、乳癌の、腫物の増大、予後の悪化をもたらすなどの危険がより大きくなる」と結論を下します。これは1996年『ランセット(Lancet)』で公表された研究(現在までで最も決定的なものと見なされています)(1)に真っ向から反抗します。その一方で、より小さくそれほど決定的ではない研究からは正確に引用しています。】(和訳/のら猫の手)
これに対して、Medical Journal of
Australiaは、John Wilksに反論の場を提供しています。後は読者が両方を読み比べて判断したらいいのです。
John Wilksの反論文は、肝心要な部分に関しては、まともな反論にはなってはいません。これはもう、勝負が決まりましたね。
女性の身に、時に死に至る副作用の危険を負わせ、他の避妊法と異なり、 妊娠したときは服用ミスとされ、100%女性のみに服用されるピルほど 女性の尊厳を損なうものはないのではないかと思っております。 |
ただ、現在には国の方針で解禁になっており、
医師による処方は行われておりますが、
10代へのピルの解禁は若者のフリーセックスを助長することや、
沖縄のサミットでも大きな問題として取り上げられますが、エイズの爆発的増加の危険性などの側面を合わせ、
10代の愛と性の根本解決にはならないばかりか、
新しい生命、胎児を尊ぶ心を失わせ、ますます倫理の荒廃に拍車をかけていくと思われます。 現実として、過去1年間に不特定の相手との性交渉を経験した比率は、 18歳から24歳の若者では2割から3割に達して、相手は3人以上と回答した男性は3人に1人であります。 不特定の相手とのセックスでスキンを使用する人は、 男性全体でほぼ半数、女性で使用を求めたのは半数以下、性感染症への無防備ぶりが浮き上がっている、 こういうデータもあります。 この請願は非常に大切なことであると私は考えます。 皆様のご賛同によりこの請願も採択されますよう心からお願い申し上げまして、賛成討論を終わらせていただきます。 |
「性病がまん延しないようにするために」 という理由で、ピル解禁反対をするのは違うのではないのでしょうか。
「性病がまん延しないようにするために」 その方法
性病予防法の情報を交換する
★ STD (SEXUAL TRANSMITTED DESEASE) 性行為感染症
★ HIV感染者(かもしれない方)との性行為
★ STDの知識を身につけて自衛しなくては
★ 100%完璧なサイフ・セックスではなく、リスクを減らすセイファー・セックスの方法
★ まずは性病別の知識
性病感染の経路
完治できるSTD、完治できないSTD
★ 参考資料
★ HIV感染者(かもしれない方)との性行為
『売る売らないは私が決める』で、ハスラー・アキラの文章が感動的。相手が例えHIV感染者でも、セイファー・セックスをした上でセックスしたらいい。この発想ってすごいですよ。そのHIV感染者の男の子、彼氏ができたって。「お互いセイファー・セックスをしよう」って。
『セーファーセックスガイド』 を書かれたゲイの砂川秀樹の主張もすごい!
「HIVは検査をしなきゃ判らない。だから検査に行こう。HIV/AIDSは自分の健康の問題だ。早期発見・早期治療が肝心だ。それに万一、HIV陽性だったとしてもスケベの相手は見つかるさ。セーファーセックスを知ってるジーメン読者ならね」
「実践セーファーセックス」で、HIV感染者とセーファーセックスをし、相手「やっぱりセックスっていいなあ」って。感動的。
ゲイってひらけた考えの方々がいらっしゃいますね。すごいわ。
性病予防のための情報の本やパンフレットやサイトで、「不特定多数(身元不明のやつ)とのセックスはしないこと」とか主張するのがあるのよ。
でもそいつらの論理を破壊する存在がいる。身元不明どころか、そのものズバリのHIV感染者とセイファー・セックスの方法でセックスするのがいるのね。驚き! 今も元気で生きています。
「不特定多数とセックスするな」って主張する方々へ。次々と処女(童貞)とセックスするのだと、性病には感染しませんよね。特定でも、HIV感染者とパートナー・シップを築いてセイファー・セックスしながら関係をもっているのがいるとか。人が「HIV感染のリスクはあっても、この人(HIV感染者)と愛し合う」って判断だってあっていいしね。
★ STDの知識を身につけて自衛しなくては
80年代のエイズ騒動のとき、オヤジ雑誌が「処女とセックスしよう!」って。女性の純潔賛美をし、性病に感染した女性や感染可能性のある女性を貶める考え。すごいいや。
私は「病気感染はしたくない」って考えですけど、「感染した方」が「悪」って考えじゃないですよ。例え「感染した方」でもセイファー・セックスの知識があって実践してくれるならセックスしてもいいじゃないって思ってますよ。コンドームつけてくれない方よりはね。
★ 100%完璧なサイフ・セックスではなく、リスクを減らすセイファー・セックスの方法
アフリカのどっかの国の権力者が「エイズ蔓延しないように2年間セックス禁止!」やて。コンドーム大量配布しようとしたら、保守派たちから「性の放縦を進める気か!」ってつきあげをくらったからやて。
国を治めるものにとって、性病の蔓延しない「完璧に安全なセックス」って、処女と童貞が一生その人とだけセックスすることでしょうね。私は、そういうのは窮屈で実効性がなく無理だと思いますよ。
私がこれから言うのは、性病感染のリスクを減らす方法です。より安全なセックス、セーファー・セックス。もちろん100%完全に安全ってことはないですよ。それいったら生きて行く上で100%安全ってことはないしね。車に乗るのも飛行機に乗ってNYに行くのも危険な目にあう可能性はあります。だからって家の中に閉じこもって人生の楽しみを無にするのもつまらないしね。リスクがあっても楽しみを求めるって判断があってもいいしね。ところがセックスに関してとなると、特に女性がセックスするとなると、いきなり世間の人々の中には、100%完璧な安全を要求し、そうでなかったら「セックスをするな!」って余計なお世話な主張するのいるじゃないですか。避妊も性病予防も100%絶対安全ってことはないけど。
まあ、女のための100%完璧なセーフ・セックスって、純潔を守り、身元の確かな人と結婚してからセックスし、その人とだけ交わるって。そら、そうですけどね。
今のこの時期に、女性がセックス賛歌を主張するのは、かなりリスクの高い行為です。
1999年にやっとのことで避妊用低用量ピルが解禁されました。国連加盟国では最後。北朝鮮よりも後!
それ以前に厚生省がピル認可を見送った理由が「ピルを解禁することでコンドームの利用が減り、生でセックスするのが増え、エイズが蔓延するから」やて。ピル解禁反対派の主張の一つもそう。
「性病の蔓延を防ぐため」という名目をたてて、女性に犠牲を負わせる考えで、ひどすぎると思います。
政府が「国民の性病の蔓延を防ぎたい」というなら、「ピル解禁反対」「セックス禁止」なんて国民の行動の規制なんてせず、
・ セックスしたい方々向けに、性病予防のためのいい情報を提供すること。
・ コンドームの使用を推奨すること。
・ しっかり性病の定期検査を呼びかけること。性病の定期検査は、普通の人には敷居が高いけど、その敷居を低くすること。匿名での診察が受けられるようにするとか、低料金にすること(できたら無料)。土日祝日や夜間でも検査・治療ができるようにするとか、診療日時をふやすとか。
・ 異常があったらすぐに病院に行き、完治するまでセックスを控えることを呼びかけること。自分が性病だと分かったら、それまで性行為のあった方にすぐ連絡をすること。
・ 早期発見早期治療。
HIVの対策を本気で考えるのなら、「だから、性的放縦はいけない」「特定の相手とだけしかセックスをしてはいけない」「だから未成年少女のセックスはいけない」「だから、同性愛はいけない」「だから、売買春はいけない」と、病気を名目に性行動を規制し、モラルを押し付けるのでなく、売春や同性愛、ナンパしてのセックス、売買春とかの性的自由を全面肯定した上で、どう病気を予防し、早期発見治療し、他者に感染されない・させないことを考えることが必須でしょう。
性病蔓延をもちだして、女の性を抑圧しようって考えの方がたくさんいます。
私はもてない女ですが、若くてキレイな女の子らが美少年達にキャーキャーむらがりうれしそうにセックスしまくってもいいって思っています。どうぞご自由に。
でも、もてない方々の中には、女の子らがセックスしまくるのに異常な関心と憎悪をもっているのがいて、本音は「許せん!」なのに、性病の蔓延予防を建前に、女の子らのセックスを抑制しようとしています。
避妊用低用量ピル解禁反対論者の意見が「コンドーム使用が減り、性病がひろがる」です。性的に解放された女は性病をひろめる元凶として、敵意にさらされたりします。こうして、貞操守秘へと囲い込もうとする考えです。
又もっとねじれた主張をするのがいます。「昔から時の権力は、売春婦などを、管理規制してきた」「政府が、性病の蔓延を防ぐためと言う名目をたてて、女性を管理・規制しようとするだろう」って。ここまでは分かる。ところが→「そうならないように、ピルの解禁には反対」ってなんでやねん!
セイファー・セックス。私のひ弱いオツムに、単純で分かりやすいの。
・ HIV感染にだけは要注意! それ以外は、早期発見・早期治療でまずは大丈夫
・ 男性相手に性行為をするときは、フェラもセックスも必ずコンドームをつけてもらう。
・ 男性の先走り液、精液を、自分の粘膜(口内、性器、目)にふれないようにすること。男性も、女性器の粘膜とかには気をつけること。
・ さらに性行為後、うがいして、風呂で股間をよく洗ったらいい。洗いすぎて粘膜を傷つけると逆効果なので注意。
・ 定期的な性病検査も行かなくては。男性にコンドームつけてもらってても、絶対100%安全じゃないですしね。コンドームしても感染する性病もあるとか(毛ジラミとか)。キスでもうつるのあるし。早期発見早期治療でまずは大丈夫。
各都道府県ではHIV抗体検査が、無料、匿名で受けられます。血液検査でHIV抗体反応が分かります。どうせ血液検査するなら、同時に梅毒、クラミジアも検査してくれたらいいのにしてくれません。だいたい週1回ずつで、それもほんの短時間だけだから、検査を受けに行きにくいですね。
一般の診療所でもなかなか受け難いですね。
★ まずは性病別の知識
細かい仕組み。これを知った上でなら、細かい応用がききそう。性行為感染症の予防は100%完璧な方法はありません。でも知識があれば、リスクを減らすための助けになるじゃないですか。
どういう行為で感染するリスクが高いかの知識があれば、どういう行為なら感染するリスクが低いかも分かる。こういう区別がないと、「感染した方」を「怖い」って、「とにかく隔離してーっ!」ってなるけど。知識があれば、こういう恐怖の偏見からはいくらか解放されれるでしょうしね。
昔は性病にかかったら治療は困難だった。ところが医学の発達で、感染しても医者にかかれば治療できるようになったのもあります。でも未だ治療できないもあります。
現代の医学では完治できないのをとりあげますね。
まず、今一番怖がられているエイズについて。これにだけは気をつけたらええわ。これ以外のSTDは、早期発見早期治療で、まずは大丈夫。
まずHIVウイルスに感染しても、潜伏期間があります。今や薬で発症するのをかなり抑えられるので、大量の薬を飲みながら日常生活を送っている方々が結構いらっしゃるって。今の医学ではだいたい10年ぐらい発症するのを抑えられるって。で、ついに発症したのがエイズって。
中にはパートナーもいて、セイファー・セックスをしながら、いいパートナー・シップをきずいていらっしゃるのもいるとか。驚き!
↓以下は、セックスの相手がHIV感染者(じゃないとはハッキリとは確信もてない方)とのセイファー・セックスの方法です。
HIV患者のウイルスは、感染者の体液に含まれます。汗、唾液、血液、性器からの分泌液(女性の場合は膣分泌液、男性の場合は先走り液と精液)
唾液中に含まれるHIVウイルスの濃度を、唾液、オシッコが1とすると、汗はさらに低く1未満。精液が100なら、血液50、膣分泌液10。
HIVウィルス濃度(唾液を1とした場合) | |||
精液 | 100 | ||
血液 | 50 | ||
膣分泌液 | 10 | ||
唾液、オシッコ、汗 | 1 | バケツ三杯分の量で感染 |
HIV感染者の唾液はウイルスの濃度が低いので、バケツ三杯分飲まないと感染しないって。
HIVウイルス混入の体液は、皮膚にふれても大丈夫。
自分の粘膜のバリアを通過して侵入して感染するので、粘膜部分にはふれないように気をつけること。それと傷口からのウイルスの侵入もあるので、注意。
HIV感染者とのキスは通常の健康な状態なら大丈夫って。
ただしごくわずかな例だけど、キスで感染したのもあるとか。口中に傷があったり口内の粘膜があれている場合は、そこから粘膜の障壁を通過してウイルス感染しやすいって。虫歯、口内炎、歯茎や舌などに傷口がある、風邪や煙草で口内の粘膜が弱っているなど。又、オーラル・セックスでヘルペスなど他の性病にかかった場合も口内の粘膜が荒れているから、さらに性病の感染リスクが高まる。
HIV感染者の汗は唾液よりさらにウイルス濃度が低いので、体を舐めても大丈夫。
他人のHIVウイルスのある体液が、自分の粘膜のバリア(障壁)を通過すると自分も感染します。
手や足などの肌についた場合は、皮膚を通過しないから大丈夫。傷口がある場合はそこからウイルス感染するかもしれないので注意。
HIV感染者(男)の性器をフェラチオするのはどうか?
危ないのが、HIV濃度の高い先走り液と精液。それに気をつけること。
口内に傷があるときのオーラルセックスは危険。
どうしても生フェラを要求されて断りきれなかった場合は、舐めるのは男性器の玉や棒などの皮膚部分だけにしておきましょう。尿道など精液の出る粘膜部分は危ないからできるだけ避けましょう。ティッシュで粘膜部分をおさえてから廻りを舐めるとかね。
精液のついた手などはすぐ拭くこと。手をなめたり、手で目をこすったりしてはいけません。
HIV感染者(女)の性器をクンニリングスするのはどうか?
口内に傷があるときのオーラルセックスは危険。危ないのがHIV濃度の高い膣分泌液で、口内の傷口から侵入する可能性あり。サランラップなどでおおった上で舐めるようにするとか。
傷のない健康な状態の口内なら、まず大丈夫だと思う。
HIV感染者に性器を舐められる。
唾液中に含まれるHIVウイルスの濃度は低いので、舐められる側の感染確率は低い。
そのため男性客はセックス産業でセックスワーカーに生フェラを要求しがち。
ただしセックスワーカーが直前に他の客を相手していて、他の客の精液が口内に残っている場合は危険。HIV濃度の高い精液が、男性の性器の尿道部分(粘膜)にふれて感染する危険性高い。
又、HIV感染者の口内出血がある場合は、その血液が、舐められた性器の粘膜部分を通過して感染する可能性あり。
HIV感染者との肌のふれあい(握手や裸で抱き合うの)、かるいキス、飲み物の回し飲み、混浴、面前でのくしゃみ、同じ蚊に刺されること、同居生活などはすべて安全。
梅毒
昔は恐怖の病だったけど。今は医学が進歩して治療はできます。早期発見、早期治療が肝心。薬物療法で2週間で完治するって。ところが治療するのが遅れたらえらいことになるので、要注意!
治療したら、他者に感染させることはない。だけど、1度感染すると、血液検査での抗体反応はずっと残ります。海外留学とかなさる方は、健康診断の提出を要求され、HIVと梅毒の検査も含まれますので要注意!
ヘルペス
私は子供の頃から、冬に風邪をひくと唇のまわりにブツブツができて荒れました。「ヘルペス」だって聞かされました。ところが大人になって性病の一つに「ヘルペス」っていうのがあるって知ってショックをうけました。
風邪のウイルスみたいなもの。ヘルペスウイルスに感染すると一生その人についてまわり、普段は抑えられているけど、その人の体力が衰えたときに暴れだすとか。まあ、一生なんとかつきあっていかなくっては。
性行為で感染するヘルペスもあるとか。ややこしい。オーラル・セックスをする側でもされる側でも相互感染します。性器挿入の性行為でも感染します。
完治はできません。発症をおさえることはできます。体力が弱ったときにウイルスを抑える力が弱まり症状がでます。
クラミジア
治療はできます。早期治療なら抗生物質の服用で大丈夫。ただし、血液検査での抗体反応はずっと残ります。
淋病
今や、抗生物質の効かないスーパー淋菌というのが出現しているとか。
↑以上、怖がらせるようなこと書きましたけど、HIV以外は、うつされても、早期発見・早期治療でまずは大丈夫ですよ。
前にある掲示板で「ピル飲んで、男にコンドームつけてもらったら、避妊も性病もまずは大丈夫」って書いたら、
男が怒り狂って「コンドームでは防げない性病もあるんだ!」「こんな気軽なことを書いて、性病蔓延したらどうするんだ!」って。
別に構いません。コンドームで防げない性病もあるけど(例・毛ジラミとか)、そんなん早期発見・早期治療すればいいんだし〜。
若くてキレイな女の子らが「HIVには気をつけなきゃいけないけど、他の性病かかっても、治療すればいいんだ〜」「よ〜し」で若くてキレイな男の子らとセックスしまくってもいいんですよ〜だケケケケケケ。
私は全然もてませんから、男とのセックス全然(涙) ←じゃあ、なんでこんなん調べてまとめてるねん! 豚に真珠やで、ったくよ〜!