→ 「日本人口減少の危機!」「日本人消滅の危機!」の大嘘

続き


追記

当サイトで、前々から疑問だったことを
 →【「日本人口減少の危機!」「日本人消滅の危機!」の大嘘】 
でまとめて掲載した。

前々から「少子化の危機!」と大騒ぎされているけど。
だけど実際は日本の総人口、増え続けてるやん! 毎年毎年、何十万人かずつ増え続けてている。
ただ出生数が減ってきたってだけで、実際は「死亡数<出生数」だから、毎年何十万人ずつ残高が積み重なっているってこでしょう。

ところが2005年末に、新聞をチラッと見ただけだけど、ついに2005年は「死亡数>出生数」で日本の人口減らしい? 新聞やマスコミはデータの歪曲とかあるから要注意でそのまま信じずにジックリと解読しないといけないけど。
厚生省のHPでデータが掲載されたら、色々と調べてみて、それから当サイトの該当の記載に追加して色々とまとめてみます。




総人口
2000 126,926 62,111 64,815
2001 127,316 62,265 65,051
2002 127,486 62,295 65,190
2003 127,694 62,368 65,326
2004 127,787 62,380 65,407
2005 127,768 62,349 65,419
2006 127,770 62,330 65,440
2007 127,771 62,310 65,461
2008 127,692 62,251 65,441



日本人の総人口

2004年をピークに

2005年から減少!





自然増減(千人)  出生児数(千人) 死亡者数(千人)
2000 226 1,194 968
2001 219 1,185 966
2002 195 1,176 981
2003 115 1,138 1,023
2004 103 1,126 1,024
2005 9 1,087 1,078
2006 0 1,090 1,090
2007 -2 1,101 1,103
2008 -34 1,108 1,142




出生児童数が減少しています。
死亡者数が増えています。

★ 人数の多いベビーブーマーの世代が加齢で死亡という説もある。

★ それと過酷な状況のせいで、自殺者が毎年3万人超(他の説では8万人超)という説もある。


日本の総人口が減少しだしたのが2005年から。

出生児数<死亡数での自然減少が始まったのが2007年以降。

社会的な人口の増減というのもあるからね。






2005年度の日本の総人口の減少では、実は「自然増減」よりも、「社会増減」のが重要な鍵だった!





2010年1月・記

注意!
2010年1月現在では、「各国間補正」が2006〜2008年の分が空欄なので誤差があるかもしれません。それを知った上でチェックしてください。

(千人単位)



(千人単位)

自然増減
(出生児数-死亡者数)
社会増減 各回国勢調査間の補正
出生児数 死亡者数
2000 259 226 1,194 968 38 -5
2001 390 219 1,185 966 146 25
2002 170 195 1,176 981 -51 25
2003 208 115 1,138 1,023 68 25
2004 93 103 1,126 1,024 -35 25
2005 -19 9 1,087 1,078 -53 25
2006 2 0 1,090 1,090 1 -
2007 1 -2 1,101 1,103 4 -
2008 -79 -34 1,108 1,142 -45 -



これを見ても分かる。
「社会増減」が鍵だな。

2005年、「日本人口が初めて減少!」って大ニュースになったけど。
その内訳を調べたら、2005年度は「自然増減」ではわずかだけど増えてるやん!
実は、「社会増減」の減少が大きかったってこと!(-5万3千人)

2006年は、わずかだけど増加。
「自然増減」は+-0だったけど。
「社会増減」で+1千人か。

「各国間補正」が2006〜2008年の分が空欄なので誤差があるかもしれません。

「各国間補正」が2006年移行、廃止になったからないのかもしれません。

http://www.stat.go.jp/data/jinsui/pdf/2008.pdf



「出入国管理統計」(法務省)による。
平成17年度までの日本人については、海外滞在90日以内の入国者数、出国者数を含めている。

2007年も、わずかだけど増加。
「自然増減」では減少だったけど。
「社会増減」では増加だから。
差し引きで増加。
つまり、実は日本の人口が「自然増減」で減少したのは2007年から!

問題なのが、2008年!
「自然増減」でも「社会増減」でも、たくさん減少!


日本の総人口の増減には「社会増減」ガ重要!



「社会増減」って?



(千人単位)

社会増減
(うち日本人) (うち外国人)
2000 38 -2 40
2001 146 66 79
2002 -51 -104 53
2003 68 3 65
2004 -35 -77 42
2005 -53 -103 50
2006 1 -60 61
2007 4 -75 79
2008 -45 -110 65



(千人単位)

入国者数 出国者数 社会増減
(入国者数-出国者数)
(うち日本人) (うち外国人)
2000 18,462 18,424 38 -2 40
2001 19,266 19,120 146 66 79
2002 16,321 16,372 -51 -104 53
2003 15,038 14,970 68 3 65
2004 17,673 17,709 -35 -77 42
2005 18,951 19,004 -53 -103 50
2006 2,836 2,835 1 -60 61
2007 2,882 2,879 4 -75 79
2008 2,864 2,908 -45 -110 65

http://www.stat.go.jp/data/jinsui/pdf/2008.pdf

「出入国管理統計」(法務省)による。
平成17年度までの日本人については、海外滞在90日以内の入国者数、出国者数を含めている。

(千人単位)



つまり、外国人の入国者数は、少なくとも2000年以降はずっと増加し続けていて。

日本人出国者数は、各年度ごとに前年度より増加したり減ったりをしていて。

少なくとも2000年以降は、日本人出国者数がものをいうということ! 

2004年以降、「日本人出国者数>日本人入国者数」

「日本人出国者数>外国人入国者数」になると「社会減」となるということ!



外人の帰化人数、逆に日本人の日本国籍喪失者数はどうか?

今現代のところ、
「外人が日本に帰化したり、日本国籍取得する人数 > 日本人の国籍離脱者数」
日本人の国籍離脱者数はごくわずか

日本人への帰化や国籍取得者数、日本人による国籍離脱者数
帰化許可申請者数等の推移



日本人の死者数の詳細な内訳を調べろ

日本の死者は、ベビーブーマー世代の老衰よりも、自殺者増加のが多いのでは?






参考資料

日本の人口 統計

 

総務省統計局にメールで相談しましたら、「総務省統計局webmaster担当」から懇切丁寧な助言をいただきました。ありがとうございました。

「総務省 統計局 統計センター」HP「統計年鑑」「第2章 人口・世帯」 「日本統計年鑑の2000年の数値は、欄外注にもあるとおり、抽出推計結果です。 」
「平成12年国勢調査結果第1次基本集計第3表」 「平成12年(2000年)の数値は、下記をご利用ください。」「確定値は下記表「平成12年国勢調査結果第1次基本集計第3表」のとおりです。 」
「厚生労働省」「平成13年 人口動態統計の年間推移」  
「日本の人口数を、年齢別で、しかも男女別に分類した資料が、2000(平成13)年分しかありません。過去の日本の人口の資料で、年齢別で、しかも男女別に分類したのはどこを探せばあるのでしょうか? どうか教えてください」

「過去のデータについては、 http://www.stat.go.jp/data/kokusei/2000/zuhyou/21eh02.xls に大正9年から平成7までの結果を掲示しています。年齢5歳階級区分) 先ほどのご案内しましたが、国勢調査は5年周期で実施しています。

 
   
   

 

日本の人口 将来予測

「総務省 統計局 統計センター」HP「統計年鑑」→→「将来推計人口」  
「国立社会保障・人口問題研究所」  
   
   
   


「社会増減」で検索

http://www.stat.go.jp/data/jinsui/pdf/2008.pdf


日本人への帰化や国籍取得者数、日本人による国籍離脱者数

帰化許可申請者数等の推移