日本で認可されている避妊

 

カトリックおすすめの「自然な家族計画」 
 カトリック、イスラム教では避妊は禁止されています。ただ、カトリック法王が例外的に「自然な家族計画」だけは容認しました。
 「インド、カルカッタの聖女」マザー・テレサはゴリゴリの中絶反対論者。避妊法も、「自然な家族計画」は容認するけど、それ以外の、「人工的な避妊」はダメやって。避妊器具を用いることも、不妊手術をすることもダメやって。ヒエ〜! 子どもがほしくない夫婦は、排卵後の絶対不妊期だけ性交し、それ以外は禁欲するんだって。ヒエ〜!

クナウス・オギノ式避妊法  荻野久作、1924(大正13)年に「人類黄体の研究」という「荻野学説」の基礎を発表。
 1931年(昭和6年)に自分の学説を応用して、受胎を調節する論文を学会誌に発表。彼はあくまでも受胎しやすいようにという考えであった。
 その学説は世界中に衝撃を与えた。
 海外ではクナウス・オギノ式と呼ばれている。荻野学説ををさらに発展したオーストリアのクナウス(Knaus)の研究成果のほうが欧米では有名になったからだろう。
その学説を参考にしたクナウス・オギノ式避妊法だけはカトリックの法王も特別に認めたとか。で、海外から日本に逆輸入され、戦後さかんに宣伝されるようになった。
 ただし、不確実で失敗も多いため、抗議が殺到したけど、荻野博士は「受胎のためで、避妊のためじゃない」って反論したとか。
基礎体温法  
「粘液微候観察法」  そういうのを「自然な家族計画法」やって。マザー・テレサがインドのカルカッタで薦めていたのが女性の性器から分泌された粘液を観察して受胎可能な日を見分けるだって。

 

 それでは、カトリックが反対している、「人工的避妊法」を

男性用コンドーム コンドームの歴史は古いとか。江戸時代にも、オランダから伝わってきたとかいう資料もあるとか。1909年に、国産コンドーム1号「ハート美人」が発売。
ペッサリー  膣から挿入し子宮口に精子が侵入しないよう蓋をするペッサリーというものもあるそうです。薬局で見たことない。どこでどうやったら手に入るの?

 ピル反対派が「副作用がないから」と、これをやけに薦めていますが。

 これだけだと避妊法としての失敗率が高いので、避妊法としてなら必ず他の避妊法も併用したほうがいいとか。

「避妊用具ペッサリーの入手方法」 ←ありがとうございました。かなり参考になりました。ご興味をもたれた方は、のぞいてくださいね。

キャップ  ペッサリーより小さく、子宮頚官(けいかん)にピッタリはまるように蓋をして、子宮への精子の侵入をふせぐの。
殺精子剤  性交前に膣内に挿入し、精子を殺す薬。色々あるみたいやけど。
 ★ マイルーラ(大鵬製薬) 薄いフィルム状のをたたんで挿入する。1983年販売開始、2001年3月をもって製造中止。
 ★ ネオサンプーン(エーザイ) 錠剤式。1948年、エーザイが婦人衛生薬の「サンプーン」発売。 「サンプーン」は、エーザイの基礎を築いたともいえる製品。抜群の知名度で当時は“サンプーンのエーザイ”ともいわれた。今は、ごくまれに薬局でみかけるぐらい。
 ★ FPゼリー(日本家族計画協会) ゼリー状のを注射器みたいなので挿入する。今は製造中止。
   
子宮内避妊具
IUD(Intra Uterine Device)
 古くから子宮内に異物を挿入する避妊法はあったらしいが、文献上初めて報告をしたのは、1953年、ドイツのプスト(Pust)であったとか。棒状のものを子宮口にさし込み、子宮内に入り込まないようにするために、子宮外の部分に平たく丸い形をしたガラス板をつけた

1928年、ドイツのグレーフェンベルグ、子宮内避妊具として、絹糸束や、星状糸のを発表

1930年、ドイツのグレーフェンベルグ、子宮内避妊具として、銀のコイル状の輪をしたのを発表(グレーフェンベルグ・リング)

 日本では1932年に太田典礼(てんれい)博士(1900〜1985)が、ドイツのグレーフェンベルグが子宮内避妊具として銀のコイル状の輪をしたのを発表(グレーフェンベルグ・リング)したのに影響を受け、金コイルの輪の中に玉をつるした太田リングを創案して発表。(当時のIUDはリング状の形態をしていた)。挿入には頚管(けいかん 子宮の入り口)を拡張して入れなければならない閉鎖型IUD、いわゆる、第1世代IUD。

IUDが欧米で解禁されおおいに利用されていたのとは違い、日本では長いこと禁止されていました。IUDが厚生省に認可されたのは、なんと1974年。

1974年に子宮内に挿入する避妊具IUD(Intra Uterine Device)が初めて解禁。 大田リング、優生リングなど、当時のIUDはリング状の形態をしていて、挿入には頚管(子宮の入り口)を拡張して入れなければならない閉鎖型IUDだった(いわゆる、第1世代IUD)。

1977年、厚生省、リッピズループ、FDIなど、新型の簡単に挿入できる開放型IUD認可。いわゆる、第二世代IUD。

 いわゆる第三世代の薬剤付加IUDのうち、
銅付加IUDは、1977年に、ある会社から厚生省に、銅付加IUDの認可申請がされたが、1990年に申請が中断されたままになっていたが、1999年にやっと認可。2000年から日本オルガノン社から販売。
 「性と健康を考える女性専門家の会」のホウムペイジの「緊急リリース」1999年6月4日付情報では「銅付加IUDと女性用コンドームがついに認可」って。一応、確認のメールを出したら、それからホウムペイジでも[6月24日に厚生省に問い合わせたところ、銅付加IUDは近日中に認可予定。女性用コンドームは認可の予定ははっきりしていないとのことでした]って訂正が出て、7月12日に私個人にお返事が。
 で、1999年11月1日に又、大鵬薬品工業に確認のお電話をかけたら、「女性用コンドームは、厚生省が認可をしてくれない」って。詳しく問い詰めても、要領をえない・・・。
 厚生省に問い合わせると、「もうじき認可するでしょう」って。銅付加IUDは認可したけど、「日本オルガノン社が輸入してもいいか、どうか確認中」って。そこでグズグズ足止めをされているみたい。「市場に出回るのは、もっともっと後になるでしょう」って。
 日本オルガノン社に電話で問い合わせても、要領を得ない。2000年3月に電話で問い合わせたら、「銅付加IUDは1999年7月1日に認可。2000年1月14日に一般販売」だって。
 まったく、どうなってるのやら・・・。

いわゆる第三世代の薬剤付加IUDのうち、未だ認可されていないのが、薬剤付加子宮内避妊具(レボノルゲストレルIUD)

避妊用経口低用量混合型ピル
(第一世代、第二世代。第3世代のマーヴェロンを厚生省は「第1選択としないように」との添付書類をつけるようにって規制つき)
 避妊用経口ピルは、アメリカで開発されました。初期の頃のは副作用も多く、病気になるのや死ぬのも多発。副作用をへらすために、ホルモン量の少ない低用量ピルが開発されました。
 ピルは、含まれる卵胞ホルモンの含有量が50μg(マイクログラム)を越えるものを「高用量ピル」、50マイクログラムのものを「中用量ピル」、50マイクログラム未満のものを「低用量ピル」といいます。

 日本では、中用量ピル、高用量ピルは月経異常などの治療目的のために認可されていました。女性客の希望で、医師の判断のもと、避妊用に転用されていました。
 厚生省はこの調子で後10年は引っ張るかと思ってたのに、ついに1999年6月に認可、9月2日は日本でも利用できるように! もう驚きました!
「医師の処方によるほか、医師の処方せんの交付を受けた薬局においてのみ販売等ができる「要処方せん薬」とすること。 」

 避妊用低用量ピルのうち、日本で認可されているのは、
・女性の卵巣でつくられるホルモンのうち、プロゲストーゲン(黄体ホルモン)とエストロゲン(卵胞ホルモン)混合型。
 プロゲストーゲン(黄体ホルモン)単独経口避妊薬(ミニピル)は未だ認可されていません。
・第一世代、第二世代のピルは認可。
第三世代のマーヴェロン社のピル(日本オルガノン(株)申請)については、厚生省が「処方にあたってはその他のピルが適切でないと考えられる場合に投与を考慮する(第一選択薬とはしない)旨を添付文書に盛り込むこと」との通達を出すようにしたので、マーヴェロン社と決裂、販売をしないことに。日本では一般利用不可能に。
 ★第三世代ピルについて

   
女性用コンドーム

Female Condome

 →歴史年表

 The Female Health Co. (1996年創立)が、商品名「The Reality」を販売。
そのサイトのひとつ「JAPAN/UNAIDS」 によると、「The TAIHO Pharmaceutical Company (FHC's Partner in Japan) が1997年10月に厚生省に認可を申請」 「1998年12月15日に厚生省と大鵬(たいほう)薬品工業は会議の場を設けた」「大鵬薬品工業社長コバヤシ・ユキオからの新年のご挨拶によると、1999年6月には販売される予定」だとか。
 ・・・・って、日本では未だに薬局におかれていませんね。厚生省からの認可がおりなかったのでしょうね。今度はどんな屁理屈を?

 こう使うとか・・・露骨なイラストですね (←これは SAFE SEX ORGってサイトから) ちなみに、出産経験者じゃないと無理みたいとか。

 ちなみに、アメリカ、カナダ、英国、ニュージーランド、スイス、それに香港、韓国、台湾では販売されているって。低用量ピルでもそうやし、なんでや〜? やっぱり日本って、実は他のアジアの国々の中でも女性に対する官僚規制が一番キツイ国なんやで。

 大鵬に確認のお電話「認可の予定」「いつ販売できるようになるかは、厚生省次第」。厚生省に確認のお電話をかけたら、そいつとは話が通じない・・・どうやら認可はないらしい?
 「性と健康を考える女性専門家の会」のホウムペイジの「緊急リリース」1999年6月4日付情報では「銅付加IUDと女性用コンドームがついに認可」って。一応、確認のメールを出したら、それからホウムペイジでも[6月24日に厚生省に問い合わせたところ、銅付加IUDは近日中に認可予定。女性用コンドームは認可の予定ははっきりしていないとのことでした]って訂正が出て、7月12日に私個人にお返事が。
 で、1999年11月1日に又、大鵬薬品工業に確認のお電話をかけたら、「女性用コンドームは、厚生省が認可をしてくれない」って。詳しく問い詰めても、要領をえない・・・。
 厚生省に問い合わせると、「もうじき認可するでしょう」って。銅付加IUDは認可したけど、「日本オルガノン社が輸入してもいいか、どうか確認中」って。そこでグズグズ足止めをされているみたい。「市場に出回るのは、もっともっと後になるでしょう」って。
 日本オルガノン社に電話で問い合わせても、要領を得ない。2000年3月に電話で問い合わせたら、「銅付加IUDは1999年7月1日に認可。2000年1月14日に一般販売」だって。
 まったく、どうなってるのやら・・・。
 そしたら、「性と健康を考える女性専門家の会」の掲示板での情報によると、11月下旬についに女性用コンドームが認可。2000年6月ぐらいに薬局とかで買えるようになるとか。私、近頃新聞を読んでへんから、知らなかった。2000年3月に大鵬薬品工業に電話で問い合わせると、「1999年11月9日に認可、2000年の6月か7月に一般販売の予定」やて。

 大鵬薬品工業が販売する女性用コンドーム、商品名「マイフェミィ」のHPはこちら

 

 

 


参考

インターネット上

『日本家族計画協会(JAPAN FAMILY PLANNING Assosiation) クリニック』 のHP  
『RURIKO'S THE BEST』  
   
   
   
   

 

 

書籍での避妊法紹介

加藤俊治(としはる)・尾澤彰宣(あきのぶ)『やさしい避妊のすべて ピルも性感染症も』(有紀書房) 2000年6月26日刊行 1999年8月17日刊の加藤俊治・尾澤彰宣『ピルと性感染症がよくわかる本』(有紀書房) とほぼ一緒の内容。

 この本のいいところは、避妊用低用量ピルが解禁された後で、利用法が書かれている点と、ピル以外の避妊法も紹介しているところ。

 読者は、自分にあいそうなのを選んでくださいね。

早乙女智子『女医さんシリーズ 避妊―STD(性感染症)対策も確実に、賢い選択を』(主婦の友社)1998年発行  これが一番のお薦めかな。日本では未認可の避妊法もちゃんと紹介していて、厚生省に認可するよう求めています。避妊用低用量ピル未認可の時代に書かれたもの。最後に、避妊相談にのってくれる医療機関の紹介が。

ちなみに彼女は「性と健康を考える女性専門家の会」 の役員。

森冬実『女のからだ―わたしたち自身 避妊・中絶・セーフSEX』(毎日出版社)1998年発行  第1章〜第3章までは悪くはないです。特にコンドームと、荻野式(生理日を記録して安全日を推理するの)と、女性が体温計で安全日を調べるのと、膣内をスペキュラムで覗いて、ペッサリー(子宮にふたをするの)を推薦。

 でも最後の第4章は、低用量ピルやIUDにひどいイチャモンつけてるために費やしたって感じ・・・。なんでや〜?

松峯寿美(まつみねひさみ)『おんなのボディブック』(主婦と生活社) 1997年6月9日

著者は東峯婦人クリニック院長。

これは結構おすすめ。

セックス、避妊、人口妊娠中絶、PMS(整理前のイライラ)、性病(STD)、妊娠、出産などなどあらゆることを総合的に分かりやすく懇切丁寧な情報をあたえています。

ピル解禁以前に発行されたものだけど、避妊用低用量ピルについての説明をしていて、解禁を要求しています。

「本書は1989年に刊行した『顔よりからだ。おんなのボディーブック』を普及版として改良したものです」やて。

北村邦夫+JUNIE編集部『ティーンズ・ボディーブック』(扶桑社)1997年3月20日発行  避妊用低用量ピルが未だ認可されていなかった時代に書かれたものなので。月経困難症の治療薬として認可されていた中用量ピルを、このころからも北村医師は、患者のために転用していました。骨の硬い方や。避妊用低用量ピルの認可を訴えています。

 イラストは、『おるちゅばんエビチュ』『微熱なバナナ』の漫画家、伊藤リサ。私、大ファン。ただ、卵子とか精子とかを擬人化して分かりやすくしようとしているけど、私にはかえって分かりにくいや。
 私には、1987年発行の女のためのクリニック準備会編『ピル 私たちは選ばない』(女のためのクリニック準備会)の写真やそのものずばりのイラストのほうがほうが分かりやすかった。ただ、ナマが怖い男の人は、これ見たら卒倒するかなあ・・・。

「1992年11月、滑剔q書房より出版されたものに加筆・改訂したものです」やて。

堀口貞夫、堀口雅子『避妊の教科書』(自由企画出版)1994年発行  「お上のなさることは絶対です」ってな感じの、体制ベッタリの思想の匂いが鼻につくとこも。でも今「少子化で日本民族消滅の危機!」なんてえらい騒がれていて、厚生省がとにかく「日本人を増やすにはどうしたらいいのか」なんて会議かなんか開いている時代に(地球全人口が多過ぎるんやし、日本人の数が減ったかてええやん、って私は思うけどなあ・・・)、この点に関しては、お上に媚びるよりも(患者の女性達からのお願いに応えて避妊法の本を出すのじたい、お上の意思に逆らうトンデモないことなのでしょうね)、産婦人科医として、直接現場で女性患者たちに接しているので、避妊法を懇切丁寧に教えていこうって考えて出版したのでしょうね。お上に「低用量ピルの認可をお願いします」って書いているしね。
 ちなみに二人は「性と健康を考える女性専門家の会」 の会長とアドヴァイザー。
ダイヤグラム・グループ編集『新版 ウーマンズ・ボディ(THE MODERN WOMAN'S BODY)』(鎌倉書房) 1992年2月15日発行 2,233円 原本は(たぶん英国で)1990年に発行。 『新版』とありますが、1977年に(たぶん英国で)『WOMAN'S BODY - AN OWNERE'S MANUAL』が出版され、1980年9月に日本で翻訳されて『ウーマンズボディ』として出版されたのね(←これは未チェック)。で、英国で1990年に『新版』が発行され、日本では1992年に翻訳・出版されたと。

 これはお薦め。役に立つ情報をたんたんと懇切丁寧に説明してあるだけで。へんな道徳の押しつけもないし。
 ただ、この原書の著者がダイヤグラム・グループってだけで、どこの誰なのか説明が全然ないのが残念。普通、訳者による後書きで原書の著者に関して詳しく説明されるはずなのにね。訳者の解説は、不親切。訳者自身も、よう分からないのか?

成田例弘(つねひろ)『避妊の安全BOOK』(大泉書店) 1989年10月20日 昭和20年生まれ。昭和46年東京医科歯科大学卒業。

 避妊の一つに「ピル(経口避妊薬)」もお薦めしています。当時、避妊用低用量ピルが解禁されていなかったので、医師の判断で中用量ピルを転用するという方法のことを指していたのでしょうね。

 「日本ではピルは解禁されてはいない」って、彼は「医者の要指示薬」って意味で使っていますね。

 それと彼も、解禁されて、医師の診察ナシに女性達が薬局やスーパーで気軽に飲むようになることを恐れていますね。「あるいは中学生までがかくれて飲むようになるおそれがあり、ブレーキが効かなくなることが心配されます」やて。お隣の韓国では、スーパーや薬局で気軽に買えるのにね。

 それと人口妊娠中絶に関する章で、【誤解されているプレグランディン】で、【「薬による夢の、妊娠中絶剤」として数年前にマスコミで紹介されて知られましたが、】【厚生省でも、プレグランディンの使用は医師の管理のもとでしかみとめていません】 

女のためのクリニック準備会編『ピル 私たちは選ばない』(女のためのクリニック準備会) 1987年3月1日発行 「ピル解禁」って報道直後に製作された本で、「ピル解禁じたいには反対しないけど、あくまでもピルは最終的な選択肢としてして選んでほしい」「もっといい避妊法を教えるから(保健婦か助産婦指導の元での膣内を内視鏡で覗きながらのペッサリーとか。お写真つきで説明してあるの)」「男性にちゃんとコンドームつけてねって言えるようになろうよ」って主張なので嫌いではないです。でも、この本発行後に、又もやお上が「ピル解禁見送り」ってなったのねア〜ア・・・(笑)。
 そこらへんに関して、今読んだら、ずれてる意見だらけやけど、でも女の体を知ろうって詳細なイラストやお写真で説明してあって、そこの部分は今読んでも傑作(ナマが恐い男性は卒倒するかもしれへんけど)。今現在、避妊に関する本が大量に出版されていますが、これほど分かりやすく懇切丁寧なのは他にありませんし、そういう点では再評価されてもいい。20年以上も昔の本だからって馬鹿にできませんで。
   

 

 他にもいい本がございましたら、教えてくださいね。