最高のフェミニストたち
同じ女性達の書いた本が、私には遠い・・・。それが今一番の問題やけど。「男(性中心社会)対女」なんて構図は、私には大まかすぎるっていうか。粗雑すぎっていうか。 平野広朗『アンチ・ヘテロセクシズム』 ゲイ。1955年愛知県生まれ。40男。大阪の夜間高校教師。 伊田広行。異性愛者男性。1958年生まれの40男。『シングル単位の恋愛・家族論』『シングル単位の社会論』『21世紀労働論』 大阪経済大学助教授。 松沢呉一。同じく、異性愛者男性。1958年生まれの40男。あちこちの雑誌や(『創(つくる)』とか)、出版社『スタジオ・ポット』のインターネットのHPで書いていること |
1994年発行の平野広朗『アンチ・ヘテロセクシズム』に熱狂。 OGCの会報の定期購読メンバーになって、 毎月平野さん手書きのB5サイズの用紙何枚か分の会報が届くの。ゲイ関係の映画祭とかの告知も同封されてるよ。毎回、それを読むのが楽しみで。私もいいたいこといっぱいあるのに、うまいことまとめられなくって。でもいつか投稿するつもり。 伊田広行の本『シングル単位の恋愛・家族論』(1998年4月発行)にも夢中になり、お手紙を出版社(世界思想社)宛に送ったのね。そしたらスエーデンから美女の絵葉書が。伊田先生からだー! 感激!! 1999年の春頃に日本に帰る予定って。 『シングル単位の恋愛・家族論』に共感できる仲間がほしいって思っって色々したけど全然。『じゃマ〜ル』にも告知をだしたけど、カス。 『女の便利帖』って本で、色々な団体にアクセスしたのね。伊田広行以外にも、英語の翻訳関係に何かアクセスできるかな〜って野望もあったしね。『アジア女性資料センター』で翻訳者募集ってあったから期待したのに全然でやめちゃった。他にも、翻訳っぽいのは期待させて全然・・・。 そこの参加者の一人から、尼崎で『家族単位からシングル単位へ』ってイヴェントがあるって紹介されて、招待状もらったけど、これが行ってみたら全然。これなら『女性の労働組合活動報告会』って題名にせえよ! シングル単位の話しは全然。 年末の飲み会には参加。気軽でよかったよ。 『女たちの元気流』で、大ファンの伊田広行先生が、帰国して、京都で労働組合の女性と労働問題のシンポジウムをするって情報をえても、せっかくやけどパス。うちのひ弱いオツムではついていけないの。まあ、いつかもっといい機会があったら。 松沢呉一さんが(『創』の連載での告知で3月20日、大阪弁護士会館でのイヴェント「売買春」のパネリストの一人に参加するというのを知って、私もかけつけました。 ちなみに、例の編集者から『女たちの元気流』に新しく「家族単位からシングル単位へ」ってテイマでエッセイをリレー形式で連載をするけど、その第一回目に私に書いてほしいってメイルが。喜んで。「伊田広行(の主張)を追いかけて」(1999年5月10日 第113号) おんな労働組合関西の編集者とメイルのやりとりをして、「セックスワークについては、おんな労組の8月の合宿で取り上げたらどうか、という話もでています。また、おんな労組の合宿に伊田さんを講師として招く、という話もあります。どちらもまだはっきりとは決まっていませんが、参考までに」やて。泊りがけでなんて私にはつらすぎるし、もし来なかったら大損やしなあって遠慮してたら、後に機関紙に、伊田先生がきて講演会をして盛りあがったって。クッソ〜やっぱり行きゃあ良かった。 それから、8月におんな労働組合関西の方から、「確信犯?シングルの会」の山崎さんって女性から「そのエッセイを読んでぜひ会いたい」ってお手紙が転送されて、お会いした。仲間と保育所を運営している保母さんやて(40ぐらい)。もっさりした40ぐらいの眼鏡をかけた、半ズボンにサンダル、チラシとかいっぱい入ったビニール袋を持ったおじさんも一緒やった。Oさんって、フリーの身体障害者介護人。なんでも昔、介護施設で働いていたけど、そこの院長を家父長とする、障害者を子供扱いする家父長制度で、とても耐えられなくって辞めたとか(喋りは達者で標準語)。 山崎さんが「伊田広行への質問を予め原稿にまとめて送ってほしい」って。できたのをFAXで送ったら、他のゲストたちの質問もFAXしてくれたので読んだ。私のだけ、えらいういてるのな。 男性ファミニストのアキレス腱、最大のネック「売買春についての見解」 私、伊田広行原理主義者、先生の本は教典ってぐらい崇拝しているけど、ただ、『シングル単位の恋愛・家族論』第2部の「援助交際論」、はっきり言ってひ弱い。アジア女性資料センターの『女たちの21世紀』(1998年10月号)の「売買春問題への私の態度」って寄稿してはったけど、ひ弱い(捨てちゃったので、どこがどうって書けないのが申し訳ないですけど)。売買春否定者だった頃の私が読んでも。そして松沢呉一の影響で売買春全面肯定になった今でも。一番中途半端で立場が不鮮明。私、分かるんやけど、『シングル単位の恋愛・家族論』第2部の「援助交際論」のAV批判、援助交際批判、ミスコン批判などなど、売買春全面肯定の松沢呉一にかかったら完全論破されてしまうやろうな〜・・・。ククク・・・ 松沢呉一の売買春全面肯定、こういうのを伊田先生にいきなりぶつけるの、キツイから。予行演習みたいに、誰かとお話ししたい。 それで1999年11月7日(日)のOGCの例会に参加させていただきました。平野先生にも、色々とお話を伺いたかったから。先生、かなり困惑・・・。 19999年11月14日(日)の伊田広行のイヴェント。私も質問者の一人。 「スタジオ・ポット」のホウムペイジに、又、松沢呉一へのお手紙を送るつもり。 1999年11月10日発行の新雑誌、伏見憲明責任編集『クイアー・ジャパン』で、松沢呉一がインターネット『スタジオ・ポット』で発表した「売買春と婚姻制度」の短縮版「売買春肯定論」を掲載。 これで日本のフェミニスト界は真っ二つに分裂。はっきり言って、これを機会に新世代フェミニストたちが、時代の流れを読めない硬直した旧フェミニストを駆逐してしまうんやろうな。日本のフェミニズムの再生。 いつか、松沢さんを大阪にお招きをして、売買春についてのバトル・トークをしてほしいな。 平野広朗、伊田広行、松沢呉一って三大ファミニストたちをお招きをして、何かすごいイヴェントをしたいけど、うまいこと企画がたてられないや・・・。「男性フェミニストの最大のネック 売買春問題への見解」ってどや? あかんか・・・。 一応、以上のことを、このインターネットの私のホウムペイジに載せたけど、さらに 1999年12月8日、スタジオ・ポットの櫛田崇(くしだたかし)からお返事が。「さて、伊田広行。書き手は松沢さんではありませんが、しっかり反論させていただきました。おたのしみに。」やて。イヤーッ! うわ〜んうわ〜ん(涙) お願い、分裂しないで、共闘してほしい。 1999年12月19日(日)、おんな労働組合関西の忘年会に参加。そのことについて少ししか喋られへんかったけど、手応えがすごい悪い。その感触だけでの判断からしたら、こら、売買春全面肯定フェミニストと、もめるで〜。
2000年1月、ついに『売る売らないは私が決める!』が発売!
2000年2月、OGCの例会に行った。平野先生のご意見が訊きたかったけど、なんやイマイチやったな・・・。先生「読んでいない」って。
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